和名倉山・笠取山(テント泊)
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和名倉山・笠取山(テント泊)

GW中の平日を狙って、和名倉山と笠取山(とその周辺)をテント泊でトレッキングしてきました。
クルマを一之瀬高原に置き、将監小屋を拠点に和名倉山往復、その後テントを担いで笠取山を周回して帰るプランです。

当初は作場平駐車場に車を置くつもりでしたが、朝7:20の段階で1台もおらず、不安になって一之瀬高原まで移動し民宿みはらしさんの駐車場をお借りしました。こちらの方が将監登山口のすぐ近くなので便利ですね。

民宿みはらしさんにクルマを停めさせてもらい、スタートです。

初日は将監小屋まで。林道をしばらく進んだのち、七ツ石尾根から登りました。途中倒木が道を阻んでいたり、多少の残雪もありますが、開けた景色の中トレッキングできます。ただ、途中紛らわしい分岐の道があるので要注意ですね。

木々に囲われた平坦な道を進みます。

将監峠はこれまた気持ちよい解放感のあるエリア。そのまま開けた坂を下ると将監小屋に到着。しかし管理人さんが外出中でいなかった。1時間くらいで戻ってきましたけど。

テント場は我々の他には1組だけ。平日だから空いてるのね。

テントを張った後、西御殿岩までお散歩。お散歩といっても西御殿岩の最後のアプローチは結構急な登りでした。しかし頂上からの展望は思っていた以上に良い眺め。他に誰もいなかったので写真は自由に撮りたい放題。

曇ってしまいましたが、それでも360度の景色が拝めました。

その後、テン場に戻って食事の支度。今シーズンは「プチぜいたく」がテーマなので、鶏モモ焼きとエリンギアスパラバター焼きをおかずに、無洗米を炊いて豪勢な夕食となりました。ビールがンマイ!

テン場に戻りお食事。今シーズンは”プチぜいたく”が目標なので、友人にもらった宮崎鶏モモ焼をおかずに米を炊きました。

翌日、和名倉山に向かいます。あまり情報がないので「行けるとこまでいってみよう」という気持ちで。リンノ峰北側斜面の残雪倒木ツボ足トラバースと、西仙波手前のシャクナゲガード(?)には心折れかけましたが、足跡がついていたのと、時間に余裕があったので突き進むことができました。

北の方には和名倉山とそこに続く尾根が見えます。結構開けてそうだし、これなら行けるんじゃね?

西仙波から東仙波までは右手に富士山を見ながらの気持ちの良い尾根歩き。東仙波から先は北に向かいますが、すぐ残雪の下りになりツボ足地獄です。しかもここから足跡が無くなってしまったので、テープを探しながらの前進。

東仙波の北側は残雪の下り。しかもここまであった足跡が無くなっちゃったので、テープ頼りに進みます。

残雪地帯を越えるとまたまた気持ちの良い尾根歩き。ここらへんで後ろから来た単独行のおじいさんとしばらく一緒に進みました。岩、林の中、残雪などを越えて川又に着くと、同じくらいの歳の単独行の方に抜かれました。

尾根歩き。ここまで苦労したけど独り占めサイコー!

おかげで頂上直前の残雪迷い地帯は、その方の足跡を頼りに進めました。いやー助かった。頂上は「ここ?」というような場所。眺めも無いので写真を撮った後、開けた場所まで戻って軽い食事。結局この日他には誰とも会わず、和名倉山に登ったのは我々合わせて4名だったってことですかね。

と、着いたみたいです。ここが山頂? 木に囲われ、本当に一番高い場所なのかも分かりません。

翌日は唐松尾山を経由して笠取山に向かいましたが、この間はひたすら小ピークを越えていく道のりで、ひたすら長く感じ疲れました。

唐松尾山から笠取山への尾根歩きは、小ピークをひたすら越えていく道で長く感じました。

ただ、笠取山は展望もバツグンで雁峠分岐までの下りも開けていて爽快でした。さすがに祝日のためか、笠取山の頂上や笠取小屋には日帰り含め多くの登山客が来ていました。

西の山頂。こちらの方が広い山頂ですね。
下からの笠取山の眺め。写真でよく見るやつですね。

笠取小屋から作場平口まで広ーい登山道を下り、作場平口からは車道をテクテク歩いて一之瀬高原まで戻りました。この最後の1時間弱の車道歩きも疲れた。あまりオススメな周り方では無いかも。

3日間ともに晴れ、テント泊の食事もすこし豪華にしてみたので、満足度は高いトレッキングでした。低山の魅力もあらためて再認識できましたし、最初の2日は平日だったためか人も少なく、写真&ビデオ撮影もやりたい放題させて頂きました。(笑)
今年もいよいよシーズン再開! さっそく筋肉痛がひどいですけど。。。

Global BONSAI Galleries – 2014 Mt.Wanakura (myportfolio.com)

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