武甲山
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武甲山

3月頭のポカポカ陽気の日に、武甲山に日帰りトレッキングに行ってきました。

自分としては昨年10月以来の登山で、体力(と気力)にちょっと不安があったので、山友達と相談し、近場でサクッと登れる低山に登ろうと。バイクツーリングでよく秩父方面を走るのですが、あのピラミッドみたいな武甲山が気になっていたので、ちょうど良いなと思って今回のターゲットに決定。

登山口に向かう前に、寺坂棚田の駐車場より武甲山全景を撮影。石灰採掘により斜面が削られ、まるでピラミッドのような迫力。

AM7時に登山者用駐車場に到着予定でしたが、少し時間に余裕があったので寺坂棚田の駐車場に寄り道。そこから武甲山の全景をパシャリ。そこから武甲山登山者駐車場までの道中は石灰石の工場地帯の中を通る感じでした。想像していなかったのでだいぶ異世界感がありました。

登山口には鳥居があり、その奥に登山口駐車場がありますが30台しか停められないです。この時間は満車でした。

予定通り7時30分頃に登山スタート。無理せずゆるゆるペースで登りました。登山道も比較的緩やかで、負荷はそんなにキツくなかったです。今回はサブ機としてiPhone13 miniを持参したので、初めてヤマレコアプリのナビを使用。地図や進捗状況が分かりやすくなかなか便利だなと。同行者もApple Watch Ultra 2とヤマレコアプリの組み合わせでテスト登山。ちなみに、DoCoMo回線はほとんど圏外で、au回線はだいたい繋がってました。

朝の光が差し込む登山道。石灰石の山だけあって、途中までセメント(?)舗装あり。
不動滝。2Lペットボトルが大量に置いてあり、余裕のある方は山頂トイレ用の水を汲んで運んでちょ。とのこと。
大杉の広場には立派な大杉と共にベンチがあるので、お茶お菓子休憩。

山頂近くになると、杉林の奥が白く光って見え始めました。最初は雲か何かと思いましたが、おそらく石灰石と枯れ木が太陽に照らされて白く光っていたようです。さすが日本屈指の石灰石埋蔵量。山頂には神社があり、その先を少し登ると、北面が開けて秩父の街並みが広がっていました。さらに、浅間山、谷川岳、赤城山など、雪をかぶった山々も見えました。山頂近くには広いスペースとベンチがあり、そこで軽く食事。ウダウダと雑談を楽しんだ後、予定通り下山を開始。

山頂近くになると杉の合間から白く光るものが。石灰石と木が太陽に照らされて白く光ってる?
山頂に到着。一気に視界が開けて、秩父の街や、その先に浅間山、谷川岳など見渡せます。

下山路は序盤、割と開けたスペースが多く、眺めも良好。途中、林道と登山道が何度か交差する箇所があり、ここは間違って林道に入りやすそうだなと思いました。その後、順調に登りの道に合流し無事トラブルなく下山完了。

シラジクボ方面の下山道は時間帯のせいか、陽が当たり、わりと開放感あります。
一瞬花のように見えましたが綿毛です。これってボタンヅルの綿毛?

今回リハビリ登山でしたが、足を攣ったり、膝が痛くなったり、息が上がって立ち止まることもなく順調でした。この日は気温が比較的高く、風もなく、朝はほどよくひんやりする程度で、登りやすいコンディションでしたね。おかげでリハビリ登山としては大満足。下山後の温泉も含め、日頃の疲れやストレスを解消する良い気分転換になりました。
…ではあったのですが、唯一悩まされたのが下山途中からのクシャミ鼻水目のかゆみ。確かに終始杉林の中にいたけど、そんなすぐ花粉症発症する???

とにかく杉が多い。まだ昼前ですが、午後のような陽の差し込み。

夏に低山に行くのは自殺行為なので、冬に低山巡りをするのもアリだなと思いました。同行者とも、「こういうのでいいんだよ」を連発(笑)。どんどん年寄り化が進むな。。。今回も素晴らしいコンディションで山に登れたこと。武甲の山の神様に感謝でございます。

全ての写真はこちら
Global BONSAI Galleries – 2025_Mt.Buko

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2 comments
  • おはようございます。
    私も武甲山に行きたいと昨年から考えていたのですが、駐車場が7時半で満車ですか。早くいかないとダメなんですね。
    スギ花粉症はスギ花粉の中にいてもすぐには発症しません。イメージとしてはコップに水を灌ぐ感じで、コップから水が溢れるのと花粉症発症は同じ感じです。でも写真を見ると杉が茶色になっているが見えません。花粉が付いた杉はまっ茶色です。
    セメント舗装で?を入れているのでちょっと蘊蓄。
    セメント:石灰石から加工した粉です。水分を含むと固まります。
    モルタル:セメントと砂を混ぜたものです。今回の山道の舗装はこれかな。
    コンクリート:セメントと砂と砂利を混ぜたものです。
    単純な圧縮強度はセメントだけを固めたものが一番強度が有ります。でも単価が高いです。なので、砂や砂利を混ぜて必要十分な強度を確保しつつ、コストを下げています。

    • コメントありがとうございます。
      駐車場については説明不足ですみません。登山口の駐車場は30台のキャパですぐ埋まってしまうのですが、200m手前に50台停められる駐車場が整備されており、こっちは全然余裕あります。こちらの駐車場は7時に着いて3台くらいでした。(登山口の方は満車)

      クシャミ鼻水目のかゆみについてはコメント頂いた通り、今回のは花粉症ではなく、1日で回復しました。恐らく道中で砂埃のようなのが舞い上がる場所があったので、その影響かもしれません。ただ、自分はそもそも数十年来の筋金入りの花粉症なので、そろそろ対策始めとかなきゃと家に戻ってから、毎年買ってるアレジオンを買いに行きました。(笑)

      セメント、モルタル、コンクリートはそういう違いだったんですね。よくわかってなかったです。
      そうすると確かにあそこの舗装はモルタルだったのかもしれませんね。
      実際にあの山で採掘された石灰石が使われているのかも分かりませんが、手前にある工場なども含め、あらためて石灰石ってどんなものかを調べるきっかけになりますね。
      本当は近くにある武甲山資料館に寄ってそのあたりも勉強して帰るつもりだったのですが、温泉入ってわらじカツ丼+蕎麦をたらふく食べたら眠くなってしまい、今回スルーしてしまいました…

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