モトグッチV7III 1年16000kmくらい乗っての感想
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モトグッチV7III 1年16000kmくらい乗っての感想

ここのところバイクブログ化しておりますが、ポンコツ野郎と称したV7III Stoneも納車して1年経ち、走行距離も16000kmくらいいきましたので、ここらで1年乗り続けたところでの感想と言うか、このバイクに対しての今のキモチを書いてみたいと思います。ここのところオイル漏れとかばっかり書いてたので、興味を持った方が躊躇しちゃうといかんなという、ちょっと汚名挽回的なところもございやす。

※あ、ただの親バカ(?)的な記事なので、「あーこいつバイクバカだな~」って目線であまり真面目にならずに見てください(笑)

走行距離を見れば分かると思いますが、このV7とこの1年アホみたいに走り回っております。つまり、大変気に入ってるということなんですが、とにかく走るのが「楽しい」バイクです。そして走っている時のバイクがとにかく「カワイイ」んです。イメージとしては散歩に連れて行くと、はしゃいで右に左にどこまでも走っていっちゃうワンちゃんのような可愛さ。乗り手の目線で見ていると、ライトが鼻面、ミラーが耳に見えてきちゃう。自分が楽しいのもあるんですが、バイク自身が走るのが楽しくてしょうがないって感じがするんです。(←バイクバカ)

ライダー目線で見ると、ワンちゃんっぽく見える。見えないか…

なので、犬と同様に走りにいかないとスネたり、調子が悪くなるんじゃないかと思い、天気が良いとついつい走りに出ちゃう。そんな感覚になりつつあります。

その一方で、休憩の時にバイクを眺めている時に、その造形にふと色っぽいなと思うこともしばしば。当初は武骨に見えたデザインでしたが、結構三次元的にシートも含め曲線デザインが織り込まれていて、斜め後ろから見た感じが、ボン、キュ、ボンみたいな、艶めかしい感じがしちゃいます。V7の後姿をスマホ画面にしているのですが、何回も見ているうちにだんだん「こいつエロイな」と思うようになりました。(笑)

この角度で見るタンクからシートにかけてのラインがエロい。

バイクに乗っている時の一体感も最初の頃と比べ格段に上がりました。スロットルのコントロール、ブレーキの感覚など、意のままに操れる感じになってきました。もともとV7は初心者にも乗りやすいように作られているので、ピーキーな動きは無く、でもダルさも無く、乗り手が「このくらい踏んだらこれくらい減速して欲しい」と思う加減がしやすい。すごく人の感覚に合わせてくれるバイクだなーって感じます。

下道ドコドコ、高速ビュイーン、高速コーナービッタビタ~は以前の記事でも書いた通りV7の「楽しい」ところではあったのですが、峠の1~1.5車線くらいの狭路のヘアピン交じりのワインディングでは、積極的にバンクさせると特に左のサイドスタンドがすぐ「ジョリジョリジョリ…」と擦ってしまうので、十分に減速して慎重に回るという感じでした。ま、V7は切り返しは軽快なのでこれでも楽しんで走ってはいたのですが、ふと、あまりバンクさせられないなら自分がリーンイン的に動いたらどうだろうと思って試してみたら、見違えるようにスイスイ安心感を保ちながら曲がれるようになりました。(今さら?w)

これまでもコーナーの時に腕に力が入らないように、を意識してきたつもりだったんですが、とにかくバイク自体は曲がりたがっているので、それを妨げなければどんどん切れ込んでいく。V7の場合はどうもニーグリップガチガチもあまり良くないみたいで、ステップ周りだけしっかりグリップ(?)して、腰を後ろ気味にして骨盤を立て、前傾姿勢で道の先のインフォメーションを読み取りながら、お尻を左右にずらして次のコーナーのラインと加減速(と対向車)に集中すれば、あとはバイクが勝手にグイグイ回っていく。

高速コーナーはリーンウィズで何も考えずともオンザレールで走れる。

ライテクとか全然分かってないので話半分で読んで頂きたいのですが、自分の感覚では、「乗り手は踊り、バイクは曲がる」って感じ。(笑) 例えるならだんじり祭りで、だんじりの上に乗って指示してる人みたいな。たぶん私はそれくらいの感覚になる方が上半身がリラックスできるんだと思います。こうなると、前寄りだと思ってたステップ位置も加減速両方に踏ん張りが効くし、自由度の高いシートも、ギューッと効くブレーキも、一瞬の間を持って湧き上がるトルクも、細めのタイヤも、全てがこういうワインディングに合わせてセッティングされたんじゃないかと思うくらいピタリとハマる。コーナリング中はお尻で両輪にグッと荷重がかかりしっかりとしたグリップが感じられ、途中でラインの修正も自在にできるほど安全マージン(=修正幅)の余裕も作れる。そしてコーナー出口からスロットルをガバーッて開けると、「ンババババババーッ」とモリモリトルクで立ち上がるのがもう快感。V7のスロットルはこの最初の「ン」があるからタイトコーナーでも安心してガバッと開けられるんですよね。連続コーナリングの場合はまるでスキーでコブ斜面を滑るかのようなリズム感で、先の路面を読みながら荷重移動と減速・加速を繰り返していくのが楽しくて病みつきになる。

と、こう書くと峠でとんでもないスピードで無茶な運転をしてるんじゃないかと思われるかもしれませんが、実際は常に対向車を意識して道の左側の限られたラインに絞って走ってますし、音の割にはたいしてスピードも出てません。ただ、常に安全マージンを保ってコーナーをクリアしていけるのでスムースに走れますし、そんな速度域でも1つ1つのコーナーを走り抜けていくところが「とても楽しい」と感じられるのです。結果的に「酷道」や「険道」、「スーパー林道」なんかも、走り終わった後は「疲れた~」よりも、「楽しかった~」という感覚が残る。そんな感じです。

ビーナスラインから戻ってきた2日後に、なぜか南信州の山奥にいたのであった。

先日も温泉付きビジホに泊りながら、南信州の高速+快走路+クネクネ狭路ワインディングで757km走ったわけですが、全くケツが痛くならない。本当にこのシートは素晴らしいです。まあスーパー林道の途中で路面の凹凸を拾ってしまった時にシートが走行中に外れたのはご愛敬ですが💦

とまあ1年も経ってちょっとコーナリングの面白さに気づいてしまったが故にまた長文御免な感じですが、決して乗り手に強要はしないけど、バンク時のサイドスタンド擦りというちょっとしたことで乗り手に「気づかせる」ことで、乗り手がちょっと工夫すると、V7側はさらに先にある面白さを味わせてくれる。前の記事ではトラブルに関して書いちゃってましたが、走りについても常にバイクと対話しながら成長できる、そんな関係でいられるのもこのV7を所有する魅力なんだなと感じています。そしてまだまだこれだけの楽しさがV7にあったんだというのが本当に嬉しかったですね。実を言うとGW前半で友人と信州に泊りがけのツーリングだったんですけど、このコーナリングの魅力に気づき、確かめたくてGW後半でまた南信州にツーリングに出てしまったほど。いやほんと、4輪が2輪になるだけでこんなに面白くなるものとは。。。

奥はよくつるんでる友人のRnineT。あちらも「ナインティちゃーん」って溺愛されております…

つーことで、モトグッチV7に興味が出てきてしまった方は、是非是非この楽しさを味わおうぜ!っと。それでいてとても乗りやすい。オイル漏れとかネジ緩みとか、ちょいちょい「賑わい」があるのは否定しないけど、そんなのを遥かに上回る魅力がこのV7にはありますよ~っと。まあ他のバイクにそんなに乗ったことないから、あくまで主観論ですけどね!

はい、バイクバカ現場からは以上です。チャオー!

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4 comments
  • 1年で16,000kmですか、走っていますね。私は2年半でその位です。そろそろタイヤが交換時期ですが、BONSAIさんのは大丈夫ですか?リアブレーキパッドは13,000kmの時に交換しています。
    私も7日にはビーナスラインを新旧のV7 5台で走ってきました。そして昨日は国道299号線の災害復旧した十石峠を通って佐久から東京まで帰ってきましたが、疲れないですよね。

    • コメントありがとうございます! まさにこの記事を書いてふと、「あれ?そういやまだ買った時のタイヤのままだぞ」と思ったところでした。そろそろやばくなってるかもしれません。リアブレーキパッドもそれくらいで交換だったんですね。今度チェックしてみます。
      ビーナスラインで新旧V7が5台連なってるの見たらビックリしちゃいますねw 自分はGW前半の八ヶ岳周辺で新V7を2台見ただけで、GW後半の南信州では1台も見かけず。。。
      災害復旧した299号は今度行こうと思ってYoutubeとかで最近走った方の映像とかチェックしてました。早速通られたんですね。自分もこういう道の楽しさに目覚めてしまいました。いやほんと今回初めてV7を「こいつヤベーやつじゃん!」と思いましたね。(笑) のほほーんとしたバイクに見えて、根っこはやっぱイタリアンレーサーなのかなと。

        • 拝見させて頂きました。5台並ぶと圧巻ですねw しかも新V7が3台も。。。
          絶対数は少ないですが、最近すれ違うグッツィが新V7のケースが増えてきたので、販売健闘してるんじゃないかなと感じてます。

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