MOTO GUZZI V7IIIストーンにUNIT GARAGEのサイドバッグ追加
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MOTO GUZZI V7IIIストーンにUNIT GARAGEのサイドバッグ追加

気がつけば夏。そしてオリンピックが始まってすっかり観戦モード真っ盛りでございますが、いまだにおバイクにハマり続けているので、今回もバイクネタを記載しようかと。4月に納車されたモトグッチV7IIIストーンにUNIT GARAGEのサイドバッグ付けました〜ってな話です。

以前乗っていたバイク(スズキのグラディウス400)の時から、自分は基本的に300kmくらいのワンデイツーリングが主でございまして、グラディウスの時はデイトナ社のヘンリービギンズの容量7〜12LのシートバッグDH-722というのを使っておりました。V7IIIストーンに乗り換えてからも1ヶ月くらいは使ってたかな? ワンデイツーリングで持っていくのは、車検証や整備手帳などの他、軽い怪我した時用の救急セット、応急処置用の簡単な工具セット、ポケットテッシュやマスクの予備、タオルなどに加え、カメラ、防寒インナー、レインウェアなどなど、その時に必要そうなものをチョイスしていました。機能的にはこのデイトナのシートバッグでも必要十分なのですが、やはりせっかくのネオクラシックなバイクなので、もうちょっとカッコおしゃれなバッグ。サイドバッグなんかカッコいいよね! てな感じで、実は納車前からサイドバッグを物色していました。

ブラック基調のバイクに良い感じで溶け込むサイドバッグです。(生地=黒 / 革=ブラウンをチョイス)

最初はもちろん純正オプションのサイドバッグをチェックしたわけですが、価格が高いのは仕方ないとして、バッグ自体がいまいち自分の好みでないことと、機能的にできているのは理解しているんですが、バッグを外した時のステーの見栄えがダサく、せっかくのV7IIIのプロポーションが台無しになってしまうな〜という点で躊躇しました。もうちょっとカジュアルで、かつ取り付けステーがダサくならないのはないか?と幅広く探し始めたわけですが、そもそもV7IIIに対応したサイドバッグ自体がそんなに選択肢がない。かつあるとしても欧州のメーカーのサイトで情報拾うしかないとか、そんな感じ。で、そんな中で「お、これいいじゃん!」と思ったのがUNIT GARAGEというところのサイドバッグ。BMWやトライアンフなど欧州メーカーのカスタム品を多く扱っているところのようで、モトグッチもV7IIIストーンにあったプロダクトを出してくれていました。

ステーだけ付いた状態でも全体スタイリングをほとんど邪魔しないのがGOOD。

UNIT GARAGEのキャンバスサイドバッグというのが気に入り、さて購入しようとなりましたが、特にこのコロナ禍で供給に関するトラブルが起きやすそうなこの時期に、直でメーカー発注するとなにかと面倒になりそうと思い、日本の代理店で購入。まー結構なお値段しましたけどね。結局日本に在庫があるわけではなく海外からの取り寄せなので、保険代って感じです。

そんでもって取り寄せましたバッグとステーですが、ステーは自分でも取り付けできそうではあったものの、まあまだ自分はヒヨッコなのと、なんかしくじったら面倒なので、バイク購入店の赤男爵にオイル交換のついでに作業代払って取り付けしてもらいました。たいした金額じゃないし。いちおう、ステーの取り付け箇所の写真を載せておきます。自分も買う前に結構探したけど画像がなかなか見つからなかったので。製品には簡単な取り付け図と、取り付けに必要なネジが入っているので、自分で付けたい方もたぶん簡単に付けられるんじゃないでしょうか?

ステーの取り付けはフレームに2箇所。V7IIIに合ったネジが付属してます。

このサイドバッグを導入してから2ヶ月半くらい、毎回乗るたびに使ってますが期待通りの見た目と使い勝手で大変気に入ってます。ステーだけ取り付けた状態でもほとんど主張がなく、バイクのスタイルに影響しないのはGOODです。とは言っても、これまでを振り返るとバイクに乗っている間はこのバッグを付けっぱなしなので、外した姿をまじまじと見る機会自体がないですね(笑) バッグを付けた状態で写真を撮っても全体のスタイリングに溶け込んでいて良いです。バイクの色と同じ系統の黒にして正解だったかな。サイドバッグってアメリカンスタイルのバイクでよく見かけますが、この手のネオクラシックタイプにも似合うと思います。

この上下のパイプにバッグ背面の樹脂部分を引っ掛けて、パチっと止めるだけで固定できます。カンタン。

バッグの使い勝手の方ですが、まずこのキャンバス生地が「固い」です。このへんからもうイタリア製の気配がプンプン。メインの気室はそれなりに容量があるし、ロールトップで結構上部に余力があるので、いろいろ詰め込めます。が、調子に乗って詰め込みすぎるとお腹ポッコリみたいな見た目になってしまいます。サイドバッグって縦にモノを詰め込むので、固いキャンバス生地ではあるものの下側が膨らみがち。道の駅で戦利品を詰め込むことも考えると、少し入れる量はコントロールした方が良さそうです。雨具は嵩張るので、よほど確実な雨の中を走るのでなければ、ワンデイツーリングでレインウェアは持っていかなくなりました。あと、ガチで写真撮る際はミラーレス一眼(EOS R)を使いたいのですが、35mmの単焦点だけ付けても結構幅を取るので、最近はGRIIIの方ばかり持っていくケースが多いです。

ロールトップ構造のため、上側に容量は増やせます。メイドインイタリー。

余談ですが、バイクで夕立みたいな雨に降られた場合、走っている最中にザザザーっと降られ始めるので、バイクを停めて上下のレインウェアを出して履いて着て、、、なんてことをするのが相当面倒で、結局そのままズブ濡れで走り続けてしまいます。真夏はそれでも「寒い!」まではいかないので。登山の場合はすぐ止まって着替えるというのがやりやすいですが、バイクの場合はすぐ都合よく停める場所が出てくるわけでもないので、このようなレイヤリングの調整が難しいですね。このあたりのウェアのやりくりの話はまた別で取り上げたいと思います。話が逸れましたが、高速での突然の通り雨の中でもこのサイドバッグはある程度雨の侵入に耐えてくれますね。これは意外でした。

ドイツのKLICKfixという規格らしいですが、CLICK ONという別名のやつも形状同じっぽいですね。

このバッグには「KLICKfix」というステー取り付け方式が採用されており、バッグの取り付けも取り外しもワンタッチで簡単です。そのままでも走行中に外れて飛んでいく、ということはありませんが、盗難防止も含めステーにガッチリ固定するための鍵が付いています。「よく考えてるじゃん!」と思うのですが、、この鍵がまあキーが入りにくい入りにくい。バッグ内側の生地をガッと引っ張って、その隙間に鍵を横向きにして鍵穴に差し込んで回さねばならず、なかなかサクッと鍵が入ってくれません。ここは改善して欲しいポイントですね。(追加記載)内側の生地の鍵穴にあたる位置に切れ目が入っていて、引っ張らなくても鍵は差せることが判明。少し手間は軽減されたが、鍵穴そのものはやはり差しにくい…

ステーにロックするための鍵位置が使い勝手悪くて使いづらい。改善を求めたい。

ちなみにこのサイドバッグを持ち運ぶ時は、付属しているベルトを肩掛けして持ち歩きます。このベルトの取り付け位置も若干前よりすぎてバランス悪いのですが、まあこれくらいはいいかな。パッと見普通のキャンバス地のカバンに見えるので、バイクバイクしているのが苦手な方にはよろしいのではないでしょうか? ただ1つ注意事項として言っておきたいのは、総じてそれほどクオリティは高くない感じがするのでそこはあまり高い期待をしてはいけません。ま、その若干ガサツな感じは、このバイクのキャラ的にも合っているような気もしますが(笑)。

あとは耐久性かな。色が落ちるとか革部分がボロボロになるとかありそうですが、今のところは異変の前兆はなし。割と気に入ったので、長持ちしてくれるとウレシイぞ。

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