都民が都内のホテルに泊まってみよう
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都民が都内のホテルに泊まってみよう

やっとコロナの第二波も落ち着いてきて、東京も10月からGOTOトラベル対象になることもあり、これまでの自粛モードからだいぶ旅行解禁的な雰囲気になってきましたね。東京への旅行も解禁なので、今後どれだけ都内のホテルが活況となるかわかりませんが、今回は都内在住者で気分転換に都内のホテルに泊まるのはいかが? という話題です。

別の記事でも書きましたが、ワタクシ4月から基本的に在宅テレワークとなっておりまして、平日も自宅にいる生活が続いているわけですが、通勤が無いのは非常に楽になったなと思う反面、外を歩く機会が減り、土日も家にいてしまうと、仕事していない以外は環境が変わらなくなってしまうんですよね。で、一時期ホテルが顧客となる仕事をしていた関係もあって、どうせ県外移動は自粛とか言われているので、インバウンドも国内客も激減して安くなっている都内のホテルに泊まってみようキャンペーンを(勝手に一人で)やってみてます。

三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアは、国立競技場の真ん前にありバルコニーに出て眺めることも可

3月下旬から、なんとなく1.5ヶ月に1回くらいのペースで使ってみてるかな? だいたいホテルを使ってみようと思うのは、振り返ってみると少し仕事の関係で週末に考えを纏めておきたいとかが多いですね。このコロナで在宅ワークが本格化する前から、土日でも家で仕事ができる環境はありましたが、自分は土日で家では全く仕事が捗らないタイプだったので、平日の在宅ワークって大丈夫かなと思っていました。ところがいざ在宅が基本になると、出社してた時よりも結構な集中度で進むので、「あっ、自分家でも集中して仕事ができるようになったんだな。」なんて思ってましたが、いざ土日に考えるとなるとスイッチが入らない(笑)。で、じっくり考えられる場所にちょっと環境変えた方が良いのかなと思った時に考え付いたのが、都内のホテルに泊まってみる。というやつだったという経緯です。

三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアは室内の調度品もオシャレ

いざその「じっくり週末に考えるため」として都内のホテル、クラスでいうとシティホテルまではいかないけど、ビジネスよりは上くらいのレンジを使ってみると、いろいろ分かってきました。まず、「じっくり考える」のであれば、それに適したスペースはテラスみたいなところにあるソファー席とか、部屋でもソファーがあるところですかね。ソファーに腰掛けちょっと考えながら、iPad Proにペンでアイデアを書き込む、みたいな感じ。その時に自分が使っているのはNoteshelfというアプリですが、この手の手書きノートアプリはこういうアイデア出しの時には使いやすいです。というか、「ホテルのソファーに腰掛けてノートアプリでビジネスアイデアを書き出してるオレってイケてる」ってのを実現できるセットになります。(笑) いやこれ、ネタ的に見えますが結構大事な要素だなと最近思っていて、「スタバでMacノートでドヤる」でも良いんですけど、環境や周りから見えるであろう姿が仕事をやる気にさせる、というのもあると思うんですよね。最近のオフィスがいろんな素敵なテーブルや椅子や観葉植物や壁?なんかがあるのも、そういう効果が意識されてるのかなってあらためて思います。

ノーガホテル上野はテラスにソファーがあり、朝食後にiPad持っての考え事が捗りました。ここは朝食もコーヒーも美味しかった!

ソファー席などが考え事に向いているのと反対に、「資料作りなどのワークを進めたい」という時はソファー席は向いていませんね。この場合は部屋に広いデスクとワーキングチェアがあることが大事。自分は最初の頃にワーク目的で泊まったところが、客も少なかったせいか部屋もグレードアップしてもらえて超ステキなお部屋だったんですけど、ベッドは広いが肝心のテーブルが小さい丸テーブルしかなく、完全にくつろいでしまってまったくワークは進みませんでした。新宿で泊まったホテルでは逆に広いデスクにLED照明スタンドがあり、ここはめっちゃワークが捗りました。平日だったので部屋からWeb会議にも出て、自分の部屋から出るよりホテルの部屋の方が「映え」ましたね。しかもこの部屋はマッサージチェアまでついていて、バババーッとワークした後にシャワー浴びてマッサージチェアでグイングイン全身揉みほぐし。なかなか良い気分でした。最近のマッサージチェアはすごいですね。

ダイワロイネットホテル西新宿は広いテーブルでワークが捗りますし、ワーク後はマッサージチェアで疲れを癒せます。

まあ本来くつろぐのが目的のホテルなので、ホテルによってワークに向き不向きがあるのはあたりまえっちゃあたりまえですが。そういう意味では「週末にちょっと贅沢にくつろぎたい」というのは都内のホテルで今なら割安で味わえます。

この手のホテルに泊まる場合、夕食は外に食べに行きますが朝食はホテルの朝食をとるようにしています。通常のビジネスホテルとは違って、ちょっと良い感じのレストランの朝食のケースがほとんどなので、ホテルにもよりますがとびきり美味しいサラダとかパンとかコーヒーとかを、これまたこだわりの内装に朝日が射し込む中で優雅に食せます。これがまた至福のときです。考え事系はこの朝食からチェックアウトまでの時間が捗りますね。やはり午前中の方が頭が冴えます。

ノーガホテル秋葉原はノスタルジー感のあるデザインで、ブラインド越しの光の演出がスバラシイ。BluetoothスピーカーもありBGM流せます。

都内に住んでるのに、わざわざカネ出して都内のホテルに泊まるなんてアホらしい。と思う方もいると思います。でも面白いことに、自分がこれまで何の気なしに行っていた場所も、ちょっと良いホテルの宿泊客という立場で周辺をブラつくと、ちょっと違った視線で見つめる感じになるんです。上野に泊まった際も、自分からすれば上野なんてアメ横とか珍しくもなんともないんですが、上野や周辺がどう発展してきたのか?とか、どんな産業がまだ残っているのかとか、ちょっと珍しいお店ないかなとか、お土産買おうかなとか。なぜかいつも以上にその地域を大事に見つめ直している自分がいたりします。特に上野で泊まったNOHGA HOTELなどは、地域コラボを推進しているホテルなので、余計にそういう目線で見れたのかもしれません。意外と面白いですよ。

ノーガホテルは上野も秋葉原も地域共生を謳っているのが好感持てますね。奥のティッシュボックスも地元業者とのコラボだそう。

つーことで、これからも宿泊料金がハネ上がらないうちは都内のホテル引き続き使ってみようかなと思っておりますが、県外移動も普通になってきたら、あえてどこかの地方のホテルに1週間滞在してそこからリモートワーク、さらにいえばついでに登山してテント場からWeb会議参加! もやってみたいと思っております。まあさすがにテント場は通信環境も電源環境も厳しいし、今年はもう山に行ける時期もわずかなので、ネタ的にやるのも難しそうですけど。

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