世の中的に某コロナウイルスで騒がしくなってしまっている中で、一部で空気清浄機が売れているとかいうハナシも見かけていますが、まだまだウイルスの全貌が明らかになっていないなかでデマに踊らされないようにしましょう。ということで今回はブルーエアの空気清浄機の話です。(流れおかしいゾ)
ワタクシ、ブルーエアのSense+という機種を持っているのですが、これを買ったのが2016年の秋。翌年になってフィルター交換がてら、ブログ記事書こうと思って写真とか撮ったきりでした。ズボラですね。なんでその記事を今ごろ書くのかというと、先日故障して直した際に思い出したからです。動機もラフ!
細かく説明すると、自分が持っているのはウォームグレーという色のBlueair Sense+と、センサー機能を持つBlueair Awareというやつです。Blueair Awareは空気のモニタリングが出来て、一時期話題だったPM2.5や、tVOC、温度、湿度なんかが測れます。tVOCというのは総揮発性有機化合物の総称を指すそうなのですが、乱暴に言うとこの数値が高いと空気が汚染されていて身体に良くないぜ。ということです。で、Sense+単体では通常、風量の調節を弱、普通、強の3段階のどれかしか設定できませんが、このAwareとスマホアプリ越しでリンクすると、空気が汚れてきたら風量を自動で強にするなどの連携ができるようになります。これはどう考えても連携して使った方が便利なのですが、このAwareがえらい高価なので、フツーの人は躊躇するはずです。
このエアーモニターは、通常時、要は空気がキレイですよという時は、青いLEDが光っていますが、空気が汚れてくるとオレンジに変わります。いかにも悪くなった感じの警告色。で、実際にちゃんとモニターできてんのかな? と思いますが、わかりやすいのはガスを使った調理や、炊飯器で米を炊くと、オレンジに光ってSense+の風量が上がり「ブォォォォォォ」って感じに必ずなります。ちゃんと機能しているようで安心。一時期、ガスも使っていないのにオレンジに光り続け「ブォォォォォォォ」が続く時があり、なんでだろうと思ってある日、窓を閉めてエアコンつけたら青色に治まった時がありました。風通し良い方が空気が良くなるかなと思って積極的に窓を開けて空気を流していたんですが、エアコンの方が空気がキレイになるという事実が判明し、結構ショックでした。
ブルーエアの空気清浄機は国産メーカーのように加湿機能などは一切付けていないので、とにかく空気清浄だけに集中しています。フィルターも6ヶ月でまるっと交換してくれ!という仕様。上面にも「FILTER」という表示が点きっぱなしになります。6ヶ月でそんなに汚れますかねぇと思っていましたが、見ての通り6ヶ月利用後のフィルターと新品フィルターではこれだけ色も変わります。まあ、素直に交換しましょう。なのですが、交換後にもこの「FILTER」表示は残っており、手動でリセット作業が必要なのですが、このやり方を6ヶ月毎に忘れます。正解は、「Wi-Fiマーク下の青丸とFILTERの間の赤丸を長押し」なのですが、いやこれ分からんて…
実はこのSense+を購入した動機は、何か買いたかったというのもありますが(笑)、家のホコリがすぐたまるのが気になっていて、ホコリの量が減るのではないか? という期待が結構ありました。これたぶん空気清浄機あるあるだと思いますが、これでホコリは減りません。これは断言できます。ただ、自分はガキの頃からアレルギー性鼻炎、つまりは花粉症で、春先になると目はかゆい鼻水は出る出るという症状に悩まされるのですが、どうもハウスダストが減ったせいか、少なくとも家にいる時は症状が緩和されるようになりました。本当に清浄機のおかげか、たまたま別の要因と重なったのかは分かりませんけどね。自分の中ではこの空気清浄機が一番「なくてもよい買い物」だったとの認識があるのですが、少なくとも多少の効果は享受されていたのかも。
かれこれ3年くらい稼動してきたところで故障したのですが、この故障が「風量が強から変わらない」という症状で、動かないわけではなくずっと「ブォォォォォォォォォ」と最高出力で動くというもので、うるさい以外の弊害が無かったのでしばらくそのままにしていて、先日やっと修理対応しました。んで、修理で1週間くらい清浄機のない暮らしをしていたわけですが、この間に結構目がかゆくなったり、アレルギー性鼻炎症状が出始めていました。んー、やっぱり気づかないうちに恩恵にあやかっていたのか? ステマするつもりはありませんが、まあ高い買い物でしたので、長く使えればと思います。そうそう、このウォームグレーという色。「スウェーデン」とか「北欧」とかのワードがなければ、ただの無骨な色ですよ。軍用な感じ。でも実際自分もスウェーデン行ったから分かりますが、結構こういう地味なグレー系好きですよね、あの国。