木曽駒ヶ岳(テント泊・伊那スキーリゾートに下山)
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木曽駒ヶ岳(テント泊・伊那スキーリゾートに下山)

7月3連休の土日に中央アルプスの木曽駒ヶ岳でテント泊してきました。

3連休初日ということでテント場争奪戦に負けないように、登りは駒ヶ岳ロープウェイを使うことにしましたが、AM4時に駐車場に着いた時点で、ロープウェイの駅に向かう始発バス待ちの行列が半端ない長さに。6時半頃バスに乗ることができ、ロープウェイはそれほど待たずに7時半に千畳敷駅に着くと、写真で見る千畳敷カールが目の前に! そしてその登山道でも渋滞が起きている有様。

千畳敷カールにはお花もたくさん咲いていました。
中岳を越えると、木曽駒ヶ岳と手前のテント場が見えました。まだまだ空いてそう。

駒ヶ岳山頂直下のテント場も着いた時に良い場所はたいてい埋まってましたが、なんとか良さそうな場所を確保し、宝剣岳へ。斜度のきついクサリ場、横ばいな場所もあり、頂上もすぐキャパオーバーになるので相当待ちました。。。

宝剣岳には、たくさんの人が取り付いていました。上は渋滞してそう。

テント場に戻ってしばらく昼寝。夕方になると雲行きが怪しくなり、急に雷と豪雨が叩きつけあっという間にテント場が濁流に! あちこちで浸水被害が出た模様でした。特にツェルト泊の人は被害が大きかったのではないでしょうか? 相方もテントの床に穴があったため浸水、必死に対応していました。ほんと、半端ない雨だった。

前室に置いてあった米浸し中のメスティン、サンダルが流されそうになるほどの濁流が発生。なんとか気づいて押さえたけど。
朝日に照らされるテント場。空いていれば最高のシチュエーションですね。

翌日は晴れ、日の出とともに木曽駒ヶ岳に登り、360度のパノラマを堪能。木曽駒自身は写真映えしませんが、山頂からの景色はなかなかのもの。御嶽山、北ア、八ヶ岳、南ア、富士山などなど、しばらく写真を撮った後、そこから伊那スキーリゾートの方に下りるコースをとりました。

山頂からの眺め。北アルプスは槍ヶ岳から左の方に笠ヶ岳も見えます。
将棋ノ頭と思われる場所には、謎の人工物が。これなんでしょう?

が、これが今回想定していなかったほどの難コースでした。将棋ノ頭までは快適な稜線歩きで良かったのですが、そこから先はハイマツが覆い被さり、道を見失わないようにしながらかき分けて進み、時には倒木を上から下から攻略し、さらに下ると今度は笹をかき分けて進むという、半端ないコースでした! 出会った人は調査で登ってきたおじさん1人、下山で追い抜いて行った方1人と、登ってはいるものの時間がかかりすぎて途中で引き返す予定の2人のみ。行きの渋滞とはうって変わって、人気の少ない帰りとなりました。

倒木もあちこちにありクリアに手こずる、かなりワイルド&デンジャラス。

無事下山はできましたが、相当足に疲労が溜まりました。とにかく今回は、「半端ない!」が続いた山行でございました。

Global BONSAI Galleries – 2018 Mt.Kisokoma (myportfolio.com)

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