友人が新しく山歩きをしてみたいということで、今年の山シーズンに向け、足慣らしに日帰りで奥多摩の三頭山に行ってまいりました。都民の森からスタートし、周回して戻るスタンダード(?)なコースです。
久しぶりの低山日帰りコースということで、利尻山の時の反省を踏まえ新しく買い換えた日帰り用の靴と、何年かぶりの30Lザックを背負い、4人でトレッキング開始。渋滞やらなにやらの影響もあり、10:30という遅めのスタート。
登山道は非常に整備されていて、歩きやすい道のり。遅めに登り始めたこともあり登山客は少なかったですが、トレランの人は結構見かけました。今までの山行でトレランの人ってそんなに見たことはないのですが、ここは比率的に多いなって印象。走り易いからなのかな? 尾根に出てからも木々があるせいで眺望はそれほどではありませんが、幸いにも陽が差すシーンが多く、嵐の前ながら風もそれほど強くなく、気分良く進めました。
見晴し小屋からは少し開けた景色が拝めますが、やはり山頂までいかないと開放的な景色にはならないですね。中央峰と西峰は山頂が広くて、時間帯にもよりますが人が多かった。自分たちは中央峰の横にあるテーブルが空いていたので、そこで豚汁+うどん+ソーセージランチで腹ごしらえしてました。
下山は三頭大滝の方を回るコースにしましたが、こちらは谷沿いを歩くコースで、序盤は落ち葉のなかをザクザク進み、途中からはせせらぎと共に歩くという自然堪能コースでした。三頭大滝は立派な吊り橋から眺められ、完全に観光コースな感じ。三頭大滝から森林館はウッドチップの道で、スニーカーでも歩けるので都民の森から足を延ばしている人も多く見かけました。
まだまだ枯れた木々や落ち葉が多く、まるで晩秋のような景色でしたが、よくよく見ると新しい芽が吹いてきており、山の春の訪れを感じることができました。 夜から嵐の予報のため雲の多い天候でしたが、時折陽射しも浴びることができ、風も思ったほど強くなく、気持ちの良いトレッキングができました。友人も、初めての山歩きでいろいろ学ぶところがあったのではないでしょうか?