金峰山・小川山・瑞牆山(テント泊)
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金峰山・小川山・瑞牆山(テント泊)

今年もゴールデンウィークから山歩き始動。恒例化してきている奥秩父山塊から今回は金峰山、小川山、瑞牆山を歩いてきました。どマイナーな小川山を入れたのは、単に2泊3日で行程を組みたかったからデス。はい。

運動不足で相当体力落ちてましたが、フル装備のザックは富士見平小屋までの約50分の登りだけなのはありがたいですね。

すぐに富士見平小屋に到着。荷物をおろしテント設営します。

テント設営後1日目は金峰山に向かいましたが、出会う人は少なかったです。大日小屋から先で残雪、凍結箇所が出てきたので、今回初投入のチェーンスパイク(SnowLineのやつ)を履いてみましたが、コレ良いですね。6本爪の軽アイゼンよりも軽くてコンパクトになるのに、爪は多いので全く滑りませんでした。全然ずれないし着脱も楽チン。気になるのは耐久性くらいかな。

意外と人が少なく、静かな山歩き。

稜線に出てからは素晴らしい展望。五丈石も見えるので「山頂まであと少し」と感じるのですが、思いのほかここからの岩場の登りがキツかった。ちなみに稜線にも残雪はあり、早めにスパイク外したら滑りまくりましたのでご注意を。山頂からは瑞牆山を見下ろせて、まだ雪の残る八ヶ岳、南アルプス、富士山などなど、パノラマ展望が楽しめました。本当に晴れて良かった。

青空が気持ちよい~! 晴れてヨカッタ!

2日目は小川山に向かいました。破線ルートですが割と登山道は明瞭で、一部迷い易い箇所もありましたがリボンがあるので慎重に行けば大丈夫です。

一部草に覆われたところもありますが、概ね登山道は明瞭です。

それよりもとにかく苦戦するのは稜線に残る雪の踏み抜き地獄です。3年前の和名倉山の時にも経験していますが、今回はそれがひたすらずっと続く印象でした。道中、4箇所ほど展望があるのが多少の救いではありますが、山頂に着いても展望はないので、それを知った上でこの行程を進むのはよほどのマゾでないと楽しめないでしょう。そのせいか、GW初日にもかかわらず道中会ったのは1組だけ。その方達も踏み抜きに相当参っていたようでした。

足は踏み抜き地獄、顔はシャクナゲパンチの応酬。

今回同行した仲間からも、ズボズボ雪に埋まりながら「何をモチベーションに進めば良いんだぁ!」と非難轟々でした(笑)。でも日が差す樹林帯の残雪の中を歩くのって、なんか心が落ち着くというか、雰囲気良くて好きなんですけどねぇ。

苦労して着いた小川山山頂は展望なし! 騙したつもりはないけど同行者にだいぶ非難されました。(笑)

3日目は瑞牆山へ。こちらは行程が短く、GWど真ん中ということもあり、多くの登山客がおりました。小さな子供連れのファミリーも多かったですが、クサリ場があったり、岩場があったり、山頂直下はアイスバーンになっていたり、そこそこ大変なんですけど皆登れたのだろうか?

倒木の多い登山道を登る。

こちらも金峰山同様に山頂からはグルリと展望が楽しめるのですが、いかんせん人が多くてゆっくり楽しむというほどではなかったかな。それでもこの日も青空で、満足行く景色は楽しめました。

瑞牆山頂に到着。高度感のある景色。

今年も良い天気に恵まれたスタートが切れ、また計画通り(?)に「山梨百名山」を3座歩くことができました。年々体力低下を感じてきておりますが、自分なりの山との向き合い方を探りながら、今年も山行を楽しみたいと思っとります。ま、今は全身筋肉痛で苦しんでおりますが…

Global BONSAI Galleries – 2017 Mt.Kinpu (myportfolio.com)

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