音楽が楽しく身近になるBluetoothスピーカー JAWBONE MINI JAMBOX
ホーム » POSTS » 音楽が楽しく身近になるBluetoothスピーカー JAWBONE MINI JAMBOX

音楽が楽しく身近になるBluetoothスピーカー JAWBONE MINI JAMBOX

山に行かない冬になると、とたんに更新が止まるブログですが、さすがに3ヶ月も空いてしまうとトップ記事が古くなりすぎですので、久々のガジェット系で埋めましょう。今回は先日購入したBluetoothスピーカー「JAWBONE MINI JAMBOX」のネタです。

本ブログでも過去からデジタル音楽に関する記事を書いていましたが、基本的にCDやデジタル販売でMP3で貯めた音楽を、家ではAppleTV経由でONKYOの安いAVアンプとDENONのスピーカーの組み合わせで、もしくはゼンハイザーHD555(まだ使ってるw)で、外ではEtymoticResearchのhf5というイヤホンで聞く、というスタイルで過ごしてきました。
で、キッカケは忘れましたが、夜寝る時に安らかな音楽を聴きながら眠りにつきたい、と思い、枕元のiPhoneで音楽を鳴らし始めましたが、仰向けになると当然片耳ばかり聞こえて気になって余計眠れない。かといってイヤホンを耳にさしたまま寝たら、エティモの耳栓イヤホンですから朝目覚ましの音さえ聞こえなくなる恐れが。そんなこんなで寝しなに聞けるスピーカーが欲しくなってしまいました。

で、調べてまず気になったのが天井のシーリングに付けるスピーカー。これなら仰向けでちょうど聞こえてGOODじゃね?と思いましたが、選ぶとしたらパナのやつか、怪しい海外製のLED電球一体型のやつ。選択肢が少ないというのは需要が少ない? そして天井ということは特に低音に関わると思われる安定性が確保できない事から、きっと音質面にも課題があると考え却下。ちょうど枕元の頭の方に使ってない置きスペースがあったのを思い出し、Bluetoothスピーカーでも良いじゃん♪と、電器屋に見に行きました。

電器屋のBluetoothスピーカーコーナーに行ったらあるわあるわ、いろんなメーカーから有象無象。価格も形も大きさも音質もピンキリ。はっきり言ってなんのポリシーもないと選べません。最初に行った時は一通り見聞きしただけで帰ってきてしまいました。
枕元に置けるスペースを必須条件とし、あらためて調べるとBOSE SOUNDLINK MINIがそのサイズの中では音質面の評判が良い。BOSEは好みの音では無かった&価格が高いので、これまであえて選んでこなかったメーカーではありましたが、今回は選ぶか?と一瞬思いましたが、ふとそこでJAWBONE MINI JAMBOXのデザインが頭に浮かびました。あらためてMINI JAMBOXの情報を見ると、操作やバッテリー残量を伝えるボイスが選べたり、LiveAudioという3Dサウンドが評判良かったり、何よりデザインが素晴らしくて頭から離れなくなりました。一応、もう一度店舗で聴き比べましたが、はっきり言って周りがやかましい店舗では音質は良く分からず、デザインと遊び心に惹かれて購入。こちらは1万ちょいなので、許せる価格だし。色はアクアスケールというポップな水色っぽいのを選びました。

JAWBONE製品は特にフィットネスバンドのUP等が壊れやすく、その際のサポート対応に問題があったり、そのせいか知りませんが昨年代理店が変わったりと、アフターサービスを気にする人には正直不安なメーカーです。かくいう私もUPが壊れ、代わりに買ったUP24も1ヶ月しないうちに壊れ交換するなど、品質問題に直面したクチですが、JAWBONE製品はそれを補うほど製品自体の魅力、ツボを押さえた機能とちょうど良いデザインが「分かっているな」と感じるメーカーだと思います。今回のMINI JAMBOXも同様の印象を持ちました。

MINI JAMBOXの特に良いところを3点挙げると、
(1) デザインとサイズ感
(2) LiveAudioによる3Dサウンド
(3) ボイスのギミックなど遊び心があってなんだか楽しい

(1)について、デザインは見ての通りアルミの素材感を活かし、カラー毎に成形も変える凝りよう。ボタン類や付属のケーブルに至るまで同色で揃えている徹底ぶり。イヴ・ベアールというインダストリアルデザイナーにデザインさせただけのことはあります。これがこの製品をハッと惹きつける要素だと思います。そしてこのサイズ。Bluetoothスピーカーは奥行きがあるものが多いなか、よくこの奥行きに抑えたなと思います。これがあちこち持ち運びたくなる絶妙なサイズ感を生み出しています。

(2)については、まあありきたりな耳にまとわりつく系のサラウンドを想像していたのですが、良い意味で裏切られました。機能をONにすると、目の前にあるのはこじんまりしたスピーカーなのに、ブワッと広がったサウンドが響いてきます。オーケストラちっくな音楽やアコースティック系は顕著です。ただ、ロック系の音楽には不向きだと感じました。個人的な感覚ですが、このスピーカーから聞こえるキック系の音は少し耳障りな感じがします。そういう意味では聞く音楽の種類によっては勧めにくい製品かな。そういう人はBOSEの方が良いのでしょう。

(3)はこの製品に愛着を持たせてくれます。PCに繋がないと変更できないのですが、男性、女性、ゲーム的な演出、大リーグ実況的な演出など、まるで製品に人格が吹き込まれるかのような機能。起動するたびに独特の起動音と「ブルッ!」と震える演出。これが面白くて楽しい。例えるならば先日まで上映していたインターステラーの四角いロボットTARSみたいな、そんな愛着感。

そんなこんなで単なるベッド用スピーカーだったはずが、キッチンに持って行ったり、デスクに持って行ったりと、自宅にいるときは結構想定以上の使用状態になっています。最近は色んな製品がすぐたくさん出て差別化が難しい中、「機能」「デザイン」、それに加えて「遊び」の要素が加わるのが今ドキのモノづくりなのかなと感じてしまう、そんな魅力的なガジェットです。

Share:FacebookX
Join the discussion

G-BONSAI.NET