硫黄岳・横岳・赤岳(テント泊)
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硫黄岳・横岳・赤岳(テント泊)

まだまだ梅雨真っ只中ではありますが、テント泊で八ヶ岳の硫黄岳、横岳、赤岳とぐるりトレッキングしてきました。

行者小屋に向かうので南沢ルートを進みます。

当初予定では28日に赤岳から横岳を経由して硫黄岳を回る予定でしたが、行者小屋に着きテント設営したところでどしゃぶりの雨。停滞を余儀なくされ、結局雨足はおさまらずこの日はただの飲み会で終了(笑)。飲んで、寝て、また飲んで、寝て。。。一応、「プチぜいたく食事」という今年のテーマがあるので、夕食はゴーヤをまるまる1本使いゴーヤチャンプルを作りましたが、思いのほかうまくできました。真夏は食材的にヤバいかもしれませんが。

行者小屋に到着。と、急に雨が降ってきた。テント設営後でヨカッタ^^;

このまま今回は行者小屋で飲んで寝て終了なのか?ということも覚悟しましたが、かろうじて繋がるスマホで得た情報によると翌日はAM7時から昼頃まで晴れそうな予報。念のためAM3時に起きた時はどしゃぶりの雨、AM5時まで何度か雨が降る状態でしたが、雨が完全に止んだのを見計らってAM5:30に出発。赤岳鉱泉を経由して硫黄岳に向かいました。

稜線に出ました。天気も良くて大変ウレシイ。

硫黄岳に向かう登りの途中で青空になり、右手に阿弥陀岳、中岳、赤岳がクッキリと見え、前方には硫黄岳と稜線に続くケルンが現れました。「これならバッチリの景色を撮れるぜ」と思ったのもつかの間、後ろを振り返るとモクモクと雲が迫る! この時は途中の景色も撮りたいけど急ぎたい。というジレンマに陥ってました。

来た道を振り返ると、、、やばっ、ガスが迫ってきてる。

硫黄岳には7:30頃に着き、この時は爆裂火口やら横岳や赤岳に続く稜線やら雲海やら、素晴らしい景色を堪能できましたが7:40頃にはガスに覆われハイ終了。ちょっとしたタイミングの差でした。危なかったー。

爆裂火口を覗く。雲海とセットでこちらもすごい眺め。

硫黄岳からは気持ちの良い稜線歩き。曇っている時間が多かったですが、時折見える晴れ間の景色を堪能しながら歩けました。ただ、横岳近辺は横バイのクサリ場があったりハシゴがあったり、それほど怖くはないですが進むのに時間がかかりました。横岳山頂の時は曇っていて、あまり良い景色は拝めませんでした。

杣添尾根の方は景色見れますが、美濃戸サイドはこの時はガスってました。

地蔵の頭まで来ると、それまでガスに隠れていた赤岳が顔を出したので、岩の上に腰を下ろし撮影タイム。仲間2人と来ていましたが既に置いてきぼりくらっていたので、少ない撮影チャンスを生かすべくむしろ自由に時間を使っていました(笑)。

地蔵の頭の少し先で、赤岳を撮影。ガスってなくて良かったー。

赤岳天望荘をスルーし、赤岳直前のザレ場の登りは三点支持で登るか一瞬迷う微妙な傾斜。でもそこそこ疲れていたので三点支持で登りました。赤岳頂上到着時は晴れ間がわずかにある、といった状態。頂上からは阿弥陀岳や権現岳、一瞬でしたが富士山も顔を覗かせて、ホント今回も山の神様に感謝です。

阿弥陀岳がガッツリ見えます。

文三郎尾根から行者小屋まで戻ったら、先を行っていたはずの仲間がいない。あれ?と思ったら10分くらい経って阿弥陀岳まで回ってきた2人が帰ってきた。ずいぶん速いペースで先に進んでいたのね。。。
行者小屋で昼飯を食べてテント撤収と思ったら再び雨降り。止んだところを狙って下山開始。道中雨には降られずむしろ晴れて暑いくらいだったが、駐車場まで着きクルマに乗り込んだところでまた雨。いやー、今回ホントにタイミングに恵まれた気がする。

天気にはだいぶ振り回されましたけど、南八ヶ岳の魅力をバッチリ堪能できました。
今度は北八ヶ岳の方も行ってみたいですね。

Global BONSAI Galleries – 2014 Mt.Akadake (myportfolio.com)

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