今シーズンの計画を練っていたら前日にいてもたってもいられなくなり、急遽日帰り登山に向かうことに。
雲取山用に買った地図に乾徳山も載っていたので、ここにしようと安易な決め方でしたw
今回は急な思いつきなので、ソロで挑戦。
安易に決めたのであまり詳しく調べていなかったのですが、クサリ場が多そうなことは認識していました。そこは覚悟できていたのですが、いざ登り始めたら息切れがいつまでもおさまらない! 身体が重い! 完全にオフシーズンで身体がなまってしまっていたのは計算していませんでした。
乾徳山は登り始めたらなかなか平地を歩く場所が無く、ずっと登りっぱなしの状態が続くので、自分で判断して適度に休憩しないとキツイ。ソロなので最初はずんずん進んでしまったのでそれがまずかったですね。
錦晶水のあたりでせせらぎが聞こえてきて、休憩も自然ととるようになり落ち着いたような気がします。また、国師ヶ原はちょっとした開けたスペースで乾徳山や扇平を臨みながら休めますし、ほどよい間隔でポイントがあるのは良いですね。扇平はまるで大菩薩峠のような開けた稜線で眺望も良く、景色に変化があるのがGOOD!
ただ、やはり頂上付近の岩場はここまで負荷がかかった足には堪えます。ちょいちょい素晴らしい景色が臨めるので疲れは吹っ飛びますが、いいかげん足がつり気味になったところで最後の垂直クサリ場を見た時は思わず「マジか~」とつぶやいてしまいましたw それくらいのインパクトはあります。(垂直は2コ目だし…)
そんなこんなを乗り越えてついた頂上は、これまたすんばらしい眺め。正直あまり事前知識を入れてこなかったので、こんなに眺めが良い山だとは思っていませんでした。富士山は霞んで見えませんでしたが天気も良く風もなく、最高の気分に浸れました。
帰りは水のタルの方を回りましたが、これが道が分かり難い。少し歩くたびにピンクのリボンを探さないとすぐ外れてしまいます。これは要注意。そうこうしながら高原ヒュッテにつくと、シカどもがたむろってます。こいつら完全に人に慣れてしまっていますねぇ。多少警戒はするけど逃げはしません。
下山は道満尾根ルートで帰りましたが、最後の方にある落ち葉が曲者。道に大量にたまってしまっていて、体重を預けると全身で滑ります。2度ほど手をついてしまいました。いいかげん足に疲労が溜まったところで喰らうので、注意が必要です。
この時期は徳和の集落まで戻ると桜が迎えてくれます。ほのぼのして良い風景。身も心もリフレッシュできた週末でした。