トレッキングで体脂肪燃焼
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トレッキングで体脂肪燃焼

前回、カメラ趣味の発展から筑波山に登ってしまった記事を載せましたが、そこからさらに進化し、10月に3週連続で関東近郊の山にトレッキングに行ってしまいました。

山登りにはいろんな言葉がありますが、「トレッキング」ってのは「山歩き」と解釈して良いかと思います。山頂にこだわらず、記録短縮や登頂結果より山を歩くプロセスを重視するってな感じで使ってます。そもそもカメラ撮影を自由にしたいために山を目指したので。

さてさて、前回の筑波山は本当に思いつきだったので、服装も靴も準備もロクなもんでは無かったのですが、反省を踏まえ、物欲に負けw、いろいろと道具を揃えることに。いざ神保町へ!

まずはトレッキング三種の神器と呼ばれるのが、靴、ザック、レインウェア(+アンダーウェア)。
靴は筑波山でも散々な目にあったので、足首まであるハイカットで、山歩き用のソールの、メレルのトレッキングシューズを購入。これらのソールはどのメーカーもだいたいイタリアのビブラム社のソールが使われています。
ザックは本当に色んな種類があって悩むのですが、ここはちょっと人と違うやつと思って、ウェアでは有名だけどザックはそれほどでもないホグロフスの30Lのやつを購入。ちなみにザックは体にフィットするものを選ぶため、お店でちゃんと重しを入れた状態で背負ってみるのが良いようです。自分は通販で買ってしまったけど、サイドポケットに手が届かないw とか色々背負ってみて善し悪しが分かります。
レインウェアは要は雨具です。そんなもんいらん、と思うかもしれませんが、これを舐めてかかると低山でも死にかけます。ゴアテックス素材のものは高いのですが、機能が大事な道具なので仕方ない投資と思い、モンベルのストームクルーザーを買っておきました。また私はこれに加え、コットン以外の化繊やメリノウールのアンダーウェアを最初から用意すべしと思います。

山の天気が変わりやすいのは周知ですが、一番危険なのは体温の低下。100m登ると0.6℃ずつ気温が下がるうえ、雨に加え風が吹くと、一気に体温が奪われます。それなら厚着すれば良いと思うかもしれませんが、今度は内部が汗で濡れ、コットン素材は汗は吸いますが渇きが遅く、それが風で余計に冷やされます。低体温症になると判断力もおかしくなるため、一度陥ると悪循環になりやすく、夏山登山でもこれが原因で遭難事故が起きています。(※興味ある方は「トムラウシ山遭難事故」で検索してみてください)
一緒にトレッキングに引き込んだw友人も、最初服は軽視し、地表が25℃の夏日にコットン素材の服で登りましたが、途中でビショビショに濡れ、山頂では涼しいのに着ている方が不快で寒いのでやむなく服を脱がざるを得ないという状況に陥っていました。また、別の山の時は風速20m以上あるとは思われる強風が吹いていましたが、風での体感温度の低下は想像以上で、4枚重ねでも寒くて手がかじかむ状態になりました。

なんか深刻な話題になってしまいましたが、山の怖さを十分理解した上で、アウトドアグッズのお買い物wとトレッキングを楽しもう、ということで。道具をザックに詰め込みながら気付いたのは、震災の時にこれをそのまま背負って出れば、防災グッズにもなり代わるんですよね。以前から準備しておかなきゃとは思っていたのでちょうど良かった。

そしてこれら道具を準備して挑んだのが、奥武蔵の棒ノ折山、奥秩父の大菩薩嶺、那須の那須岳です。
写真撮影がメインですが、動画も撮っていてダイジェストにまとめました。

棒ノ折山

969mの低山ですが、途中、沢登りが楽しめて、珍しい「ゴルジュ」と呼ばれる峡谷を登る事ができます。山頂も広いので初心者にピッタリ。

大菩薩嶺

この時は標高2000mほどがどんなもんなのかを知るために登りました。気温はグッと下がりますが、稜線は開けていて眺めはバツグン。富士山も常時見れるのが良いです。難易度もたいして高くないです。

那須岳

いち早く紅葉が始まるので、紅葉狙いで行きましたが終盤でした。ここは地形が風の通り道なので、ものすごい強風に悩まされます。途中突然雨も降り進行計画も狂い、かなりヒヤリとしたので私には硬派な山のイメージです。

まあそんなこんなで毎週末自然と触れ合っていたのですが、トレッキングって有酸素運動なんで、脂肪燃焼にもピッタリなんですよね。トレッキングでは安全面から栄養学知識もちょいちょい入ってきて、体内の糖質(グリコーゲン)と脂肪を取り出して酸素を混ぜて燃焼させてエネルギーに変える、という構造になっていることの理解が深まります。これが歩き始めて20分くらい経たないと起こらないので、短時間の運動は脂肪燃焼にならないと言われていますね。

登山やトレッキングでは炭水化物を摂取する「行動食」というものが重要視されています。上記の有酸素運動を継続させる時、脂肪は体内に十分な蓄積量があるのに対し、炭水化物等で事前(2時間前まで)に作られている糖質は半日程度の蓄積しかできません。また、脂肪は糖質と一緒でないと燃焼せずエネルギーを生み出せません。そのため途中途中で、おにぎりなどのでんぷん質やチョコなどの糖質を摂取し、エネルギーのための燃料補給をする必要があります。これが「行動食」です。
行動食を怠ると、個人差はありますが先述のエネルギー燃焼で体内の糖質を使い切ってしまい、血糖値が下がり手足の痺れ、めまいが起こる場合があります。実際、友人もこの症状に陥りましたが、チョコを食べてすぐ復帰しました。まだお腹が空いていないと思っても、ちょいちょい休憩を取って行動食を口にすべき。私は最近、コンビニとかでも売っている小型のヨーカンがお気に入りです。ヨーカンおいしい♪

ダイエットは別にそんなに気にしていなかったんですが、昨年から体重と体脂肪はWifi体重計(ブログで紹介するつもりがまだしてなかった)で計っており、ここ半年で徐々に脂肪が増えていたので脂肪燃焼効果はいかほどかと思いましたが、、、

あらま! トレッキングを始めた10月になって急降下してるじゃん!
効果出ているってことですかねぇ。ちなみに無理に仲間に引き込んだやや肥満気味になりつつある友人は、ダイエットのために毎週一人でも山に向かうようになってしまいましたw
オレよりハマってるよ…

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