筑波山登山しながら写真撮影 その3
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筑波山登山しながら写真撮影 その3

筑波山登山しながら写真撮影、今回が最終回(のはず)です。女体山頂上まで200mを切り、大仏岩を拝みつつ進むと、いよいよ最後と思われる急な岩場が!
スタート地点の筑波山神社から女体山頂上までは標高差600m以上あるそうですが、いよいよそのゴールに到達できそうな予感。曇っているものの明るい空が、私を歓迎しているかのようです!(大げさ)

頂上に到達!なんですが、まず目に入るのが筑波山神社の本殿。真新しい賽銭箱が置かれており、当然入れますよね、と言わんばかり。もちろんと思いつつ財布を開くと、道中10円玉を使い果たしており残っているのが500円玉のみ。。。神様相手にケチってもしょうがないので泣く泣く500円玉を投入。ちっとは優遇してくださいねと心の中でつぶやく。

そして筑波山(女体山)山頂。これを見て頂上についたことを実感!するわけです。でも頂上は思っていたより狭い!あまり長く居座ってはいられなそうです。

東西南北に見えるものが記載されているプレートがあります。富士山とか日光とか日本アルプスとか。ここから富士山とか見えるとスゲー感動するとは思うのですが。。。

見ての通り真っ白でなーんにも見えません。。。この時ばかりはもやというか、曇りを恨みました。いくら目をこらそうが何も見えないときたもんだ。晴れていればすぐ目の前には隣の男体山も見えているはずなのにぃ。

んで、とりあえず休憩してデジカメの写真整理していたら、あれ?なんか日が差してきてる!! あわててシャッターを切るのであった。ま、すぐまた曇ってしまったので頂上に戻る気にはなりませんでしたが、良い感じの写真が撮れたなーと。

女体山から御幸ヶ原に向けて歩き出します。比較的緩やかな道のりで楽勝です。途中、ガマ石という奇岩が登場。ガマに見える口の中に向けて石を投げると云々ということらしいですが、子供たちがたむろって石を投げていました。石を投げるだけでも遊びならなんでもハマるもんなんですね。

もう1つ奇岩がありました。これはセキレイ石というものらしく、セキレイとは鳥の種類なのですが、この岩に留まって男女の道を教えたとあります。説明にはまわりくどい言い方で書いてありますが、日本書紀にはイザナギとイザナミが性交の仕方が分からなかったところにこの鳥が来て、尾を上下に振って教えたっつう話だそうです。ガマ石の子供には刺激が強すぎる話ですね!

そして御幸ヶ原に到着!ここはケーブルカーの頂上駅にもなっているだけあって、広いスペースですが人も店も多い。そしてそしてここは展望台にもなっているわけですが、ちょうど晴れており青空が! 早速広角レンズに交換し撮影。でも広角って思いの他広く写りすぎちゃうのね。風も涼しく心地よく、ここにきてゴールの達成感も感じ、すがすがしい気持ちになっていました。来て良かったー!

遅ればせながら今回初デビューした一眼レフPENTAX K-30。エントリーモデルながら防塵防滴、100%視野率ファインダーなど、中級機並の性能を持つ優れモノ。屋外でガンガン使ってねと言わんばかりのフィールドカメラです。ちなみにバックに写っているタオルは貰い物なのであまり気にしないようにw
なーんて調子こいて撮っていたら、このあと強風でタオルが飛んだのに慌てて、カメラを落っことしました。。。早速キズモノになってしまった(;_;)

気をとりなおして、もう1つの山、男体山に向けて出発。といってもここはケーブルカーでお気軽ハイキングに来た人も登れるくらいの場所なのでそんなに苦労する事もなく10分もしないうちに頂上に到着。こちらの頂上は女体山ほどの感動もなく、あまり見どころはありません。ここにも本殿があるのですが、学習したワタクシは既に10円玉を確保済み。余裕で賽銭箱に。

男体山からも平野を見渡す事はできます。いやーしかしよくここにきて晴れたもんだ。これも女体山での500円玉賽銭が効いたのかな?(しつこい?)

御幸ヶ原に戻り、お店の1つに入って「つくばうどん」で腹ごしらえ。「つ」くね、「く」ろ野菜、「ば」ら肉が具として入っているのでつくばうどんらしいですが、まあ普通な味。ここ数年で名物化を図っているようですが、B級グルメ選手権でも狙っているのかな? 腹ごしらえもすんだので下山。下りは御幸ヶ原コースで下ります。

御幸ヶ原コースは筑波山神社からのルートとしてはメジャーなルートですが、意外とこちらも神秘的な風景が拝めたりします。緑ってなんか心落ち着かせるものがありますねぇ。ま、このへんはPENTAX特有のホワイトバランス「CTE」で撮って緑をさらに誇張しているんですけどね。

行きの時以上にこちらも根っこがいっぱい。下山の時がむしろ危ないとは良く言ったもので、濡れた根っこに足を滑らせ、2回ほどすっ転んでしまいました。カメラは無事でしたが、両手をついた時に人さし指と中指と薬指を同時に突き指するという惨事に。。。いやー下りは登りよりも足が滑った時のリスクが大きいですわ。

このコースは途中、沢もあります。土に緑に水と、自然の構成要素が揃うとなぜかほっとした気持ちになるのはなんでですかね?

こちらでも苔むした木が拝めます。緑がきれいだし、なぜ神々しく見えるのでしょうか。うーんシャッターを切りまくりだ。

途中、ケーブルカーの線路と出会います。走ってる時ではなかったので線路だけですが、ちょうどこの地点に休憩用のエリアがあり、ベンチに座れます。

景色もやっと下界の景色になってきました。駐車場がある筑波山神社のところまで、あともう少し。

スタート地点の筑波山神社に到着!ちょうどケーブルカーも到着したタイミングだったので、人がいっぱい降りてきました。このもみじも秋になると色づいて、より情緒あふれる景色になるんでしょうね。

白雲橋コースで行きは1時間50分。御幸ヶ原コースで帰りは45分の道のり。道中苦しい時間帯もありましたが、幻想的な風景に出会ったり、スカッと晴れさわやかな気分になれたり、思いつきではありましたが非常に楽しめて、ほどよい疲労感でした。帰りには「やさと温泉ゆりの湯」に寄り、露天風呂で筋肉をほぐし帰宅。連写で撮りまくったから帰って写真整理大変だなーと思いながら帰路につきました。いやー、ほんと筑波山良かったー!!

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