スウェーデンの旅 その1(ストックホルムへ)
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スウェーデンの旅 その1(ストックホルムへ)

8月に夏休みが取れず、9月も休み返上が続いたので、10月になってすぐ(半ば強引に)夏休みを取って、北欧の国スウェーデンに一人旅に行ってまいりました。ストックホルムとヨーテボリの2ヶ所。
いやー、実に海外は9年ぶり。そのくせ直前で決めて、あわててカバン買ったり、準備もバタバタしておりました。

【0.まずは事前準備】
ANAのマイルが貯まっていたので、特典航空券を使いました。が、サーチャージだなんだで、5~6万円がかかるんすね。。。航空券だけありゃあいいってわけじゃないんすね。
ANAなので、スターアライアンスの提携各社が使えるのですが、特典航空券なんで日程によって選択肢が限られちゃいます。結局以下の便しか選択肢がなかったので、これで決定。
[行き] 羽田→(ANA)→北京→(エアーチャイナ)→ストックホルム
[帰り] ヨーテボリ→(ルフトハンザ)→ミュンヘン→(ルフトハンザ)→成田
スウェーデンには日本からの直行便がありません。なので、どのみち乗り継ぎで行くしかないのです。

さて、ストックホルムからヨーテボリへの移動はどうするか?ですが、スウェーデン国鉄(SJ)が誇る高速列車X2000に乗ってみようと思いまして、ストックホルム中央駅→ヨーテボリ中央駅の一等席チケットを、SJのサイトから直接ネットで買いました。なんか知りませんが安く買えたので。クレカさえあれば簡単に買えます。便利ですねインターネット!
↓スウェーデン国鉄のサイト、英語表記もあります
http://www.sj.se/
切符の受け取り方はいろいろあるのですが、プリンタで印刷して持っていくEチケットというやつにしました。印刷するとスウェーデン語表記だけなのですが、頭に「Utskriven e-biljett」とあるのがそうです。

あとはホテル。ホテルは北欧にチェーンを持つScandicというホテルグループのサイトで、ストックホルムとヨーテボリのホテルを予約しました。
こちらも紙で印刷して持参。
↓スカンディックホテルのサイト、英語で予約できます
http://www.scandichotels.com/
どうせなので、Frequent guest programme という会員登録もしておきました。登録しなくても一通りのサービスは受けられますが、部屋で無線LANを使う時など、会員番号だけで接続できるようになるので、多少便利になります。携帯電話番号を登録(日本の国番号81のあと、090は90、080は80と最初のゼロは抜く)すると、SMSで予約完了が飛んできたのはビックリ!
ホテルは一週間前までに予約すると、早割みたいなので安く押さえられます。キャンセルできないとか条件付きですが。それでも高いですけどね。。。物価が高い国だからしゃあないんですが。消費税率25%とかですしね。
部屋の種類ですが、窓無しの部屋(説明にwithout windowとか書いてある)は結構寂しいです。安いけど。部屋でも少しくつろぎたいと思うなら、せめて窓付きにした方が良いかと。

ヨーテボリではレンタカーを借りたいと思いましたので、Hertzのサイトで予約。
↓ハーツのサイト、オール日本語でいけます
http://www.hertz.com/
Gothenburg Railway Station というところで、(クラスC) Ford Focus Eco Carを予約。ちなみによっぽどな車種でないとオートマ車は選べないようです。これはヨーロッパでは当たり前っぽいですね。マニュアル車は久しく運転していませんが、過去イタリアでもマニュアル車は運転した事あるので、躊躇無く予約。
レンタカー借りるにも運転するにも国際運転免許証が必要ですので、免許センターに行って発行してもらいます。免許証とパスポートと写真(5cm×4cm)と2650円で、その場ですぐ発行してもらえます。

【1.いざストックホルムへ】

北京の空港は広くて乗り継ぎが大変

羽田から北京のANA便は、半分以上中国人だったような。でも空いてました。機種はB777で3-3-3のうちの窓側に座りました。ビデオオンデマンドもゲームも出来て、快適なんですがそれも北京まで。残念。
北京の空港で乗り継ぎなんですが、向かい風とやらで遅れた上、空港が広くて結構あせりました。
同じスターアライアンスなのになんでこんなに乗り継ぎで歩くんじゃい。って感じ。

エアーチャイナはまあ、期待してなかったけどその通り。座席の画面は無いし。B777だけど2-5-2の配置で、窓から2つ目の通路側に座った。食事は思ってたほど悪くは無かった。
乗客は中国人半分、北欧の人半分って感じか?
隣は気さくなアメリカ人旅行者でしたが、その人はノルウェーのオスロに向かうと言っていたから、スウェーデン人ばかりではないのでしょう。
途中、機内を北欧の子供と思われる子たちが駆けずり回っていましたが、誰も注意したりしませんでしたね。これがデフォルトなんでしょうか? 金髪のお父さんが席を立って赤ちゃんを抱っこしてあやしていたのは、北欧ならではと思いましたが。

ストックホルム アーランダ空港

北京から9時間ほどでストックホルム・アーランダ空港に到着。日本人なら入国審査も楽勝だよね♪と勝手に考えていたが、中国便だったせいか入国審査が今までになく苦戦。結局ホテルの予約、鉄道の予約、帰りの飛行機予約の紙を全て見せ、所持金まで聞かれた上で納得してスタンプ。なんだよー、中年の一人旅だからかぁ?
ま、よく考えたらヨーロッパはシェンゲン協定があって一度協定国で入国できてしまうと、他の協定国に自由に往き来できちゃうから慎重なのは分かりますけどね。でもかつてイタリアの入国の時は超いいかげんだったけど。ありゃイタリアだからか。

なにはともあれ、スウェーデン入国です。

ホテルはストックホルム市内、セーデルマルム地区というところなので、まずは市内への直行電車「アーランダエクスプレス」で移動。切符はクレカで購入。260SEK(スウェーデンクローネ)なり。
日本でいう成田エクスプレスみたいなもんで、高いんだけど早い。市内まで20分くらいですが、途中から在来線を通るためかスロー走行になり遅れました。よくある話っぽいですが。

ストックホルム中央駅はいかにも欧州のターミナル駅って感じで、旅行客でごった返していました。セーデルマルム地区には地下鉄で向かうので、駅の階段を下りて地下通路へ。地下鉄の駅はT-Centralen(ティーセントラーレン)という駅です。ちなみに地下鉄のことをTunnelbana(トゥンネルバーナ)と呼ぶらしく、略してT-banaとか書かれてます。駅の表記は英語が少ないので、要注意。途中、SJの窓口があるので、受付番号のレシートを取って、カウンターへ。ここで72時間トラベルカードをクレカで買う。250SEKなり。これがあれば地下鉄やらバスやらトラムからフェリーまで乗れるので便利。カードはICカードになっていて、日本と同じく改札でタッチします。

SL発行のトラベルカード

夕方17~18時という時間帯だったせいか、地下鉄に通勤客が ドッと向かうなど、すごく都会的な雰囲気。首都だからあたりまえですが。ちなみに改札手前には自動キップ売り機械はありますが、このセントラーレン駅ですら6台しか見かけません。他の駅でも1台しかありません。みな非接触ICカード持ってて当たり前なんでしょうか?
改札は日本だと普通のビルとかで使うような入退場ゲートタイプ、一瞬開くタイミング遅くて、日本のタイミングで突っ込むと激突しちゃいそう。出る時にはピッとやる必要はありません。

地下鉄運行時間とか、正確なのかよく分かりませんが、特にラッシュ時は詰まって一時停車してる感じ、ホームの表示は1minとか、来るまでの待ち時間しか表示されてません。エスカレーターは右側に乗るのが普通っぽいので、自分も同じにしました。西日本方式ですね(笑)。ちなみにエスカレータの速度は速いです。福祉の国もなんのその。

ホテルはMedborgarplatsen駅のすぐ上にある、Scandic Malmen。交通アクセスや近隣での食事において、便利なホテルでしたね。ただ、泊まったのが窓無し部屋だったので、あまりくつろげる部屋じゃ無かった。それでも高いんだよなぁ。

セーデルマルム地区

夜でしたが、少しセーデルマルム近辺をブラブラしました。10~14度なので、フリースを着てちょうど良い感じの気温。セーデルマルムを歩いている人の印象は、みんな背が高いし、カッコいいし、ほどよくお洒落。このあたりは、さながら青山あたりな雰囲気なのか? 日本人というか、東洋人自体はいないけど、けどあまり物珍しげに見られることもない、いたって都会的。
散々セーデルマルムを歩き回った挙句、ホテルのレストランで夕食。人気メニューを頼んだら、左半分シャケ右半分ポテトのホワイトソース的なものが出てきた。美味しかったけど最後は飽きた、ワインは赤ワインと白ワイン両方注文したが、こちらも美味しかった。

街中にセブンイレブンがあります。ここで飲み物買おうと並んで気付きましたが、タバコ一個でも皆、クレカで買い物しています。完全なるクレカ社会。逆に現金を出しているのが旅行客くらいで恥ずかしく感じます。あと、地元の人はタバコ買うのにパーソナルナンバーと呼ばれるIDカードを出してました。スウェーデンでは酒を買うにも病院でもこれが必要らしいです。日本の住基カードが正常進化してればこうなってた???

なにはともあれ、初日終了。

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