もう少し家電シリーズが続きます(笑)
この夏を節電で乗り切るため、新たに「扇風機」を導入いたしました。その名も、バルミューダデザイン社の「GreenFan2」。なんと、34,800円なり!

そうなんです。扇風機のくせにお高いんです。
まあなんでそもそもこんな高い扇風機を買ったのかというと、もともと扇風機は持って無かったので、5月のうちに買っておこうと家電量販店に行った時に、「今さら普通の安い扇風機も、インテリア的になんだよなぁ」と思ったのが1つ目の理由。その時になんかこじゃれたデザインの扇風機があるやん、という印象だったのがこのGreenFan2で、その時はその値段と納期(1ヶ月待ち)に範疇外だったのですが、その後のネット調べ(笑)で予想外の性能&評判だったので、一気に火がついたというのが2つ目の理由です。
ちなみに、その家電量販店にはダイソンの羽の無い扇風機(エアーマルチプライヤー)もありましたが、ただでさえうるさい家電量販店にもかかわらず轟音を発していたので、その場で却下でした。
さて、その性能とやらが何が違うのかというと、主には以下の通り。
1.今までと異なりDCモーターを利用する事で、低速回転で静か、省電力
この扇風機の大きな違いとして、普通の扇風機がAC(交流)モーターを利用するのに対し、PCのファンにも使われるようなDC(直流)モーターを使用しています。価格が高いのもそのためと思われ、最近出始めた他社のDCモーター機も高価なものが多いです。
静かというのは宣伝文句通りで、4段階の風力設定がありますが、1と2まではほぼ無音です。3は少し音が出て、4は一気にうるさくなりますが、これはサーキュレータモードみたいなもんなので通常あまり使わないでしょう。
寝る時は1か2しか使わないので、音を気にせず眠れます。(当然タイマーも付いてます)
電力消費がわずか3W!というのがウリでもありますが、はかれないので実際どうかは分かりません(笑)。でも実際に計測した人のブログなどを見ると、本当にこれくらいの消費電力みたい。
2.特殊な羽根形状(外側に9枚、内側に5枚)により、自然な風を生み出す
要はただ羽根形状が変わっているだけなんですが、これにより異質な風が生み出されます。原理としては内側と外側の風速の違いにより、渦状の風を一度ぶつけて、拡散させることで自然に近い風を再現するというもの。
実際の使用感としては、最初は「おや?弱すぎないか?」と思うほど肌へのあたりが柔らかいのですが、いざ消してみるとじわっと暑さを感じてきて、「ああ効いてたんだな」と気がつく感じ。
そよ風、というのとはまた違うかなとは思いますが、ダイレクトに扇風機にあたるよりはさわやかで心地良いかな。
3.オシャレなデザイン
もともとこのバルミューダデザイン社が、MACの周辺機器などもデザインしているほどのベンチャーメーカーなので、箱を開ける時からなんだかオシャレな作りになっています。
機械自体も文字表記がなく、アイコンで表示されてたり、全体的に扇風機版iPodみたいな、そんなデザイン。
普通の扇風機と比べると、所帯じみた感じがしないですね。
まあそんなこんなで、なかなか満足。
6月はこの扇風機だけで十分涼しく過ごせましたが、さすがに7月以降はエアコンと併用してます。
ただ、エアコンは28度設定でGreenFan2は風量2にして回していれば、猛暑の中でも十分涼しく過ごせるようになりました。これなら一晩中つけっぱでも、体がだるくならないです。
今年は節電ブームなので、このGreenFan2のみならず扇風機全般が品薄状態ですが、まさか枯れた技術と思っていた扇風機が、社員数人の日本のベンチャー企業から新しい形で世の中に出てくるとは、誇らしく思いますね。
この会社の社長って、同じ世代の方らしいですが、この商品は社運を賭けた製品だったようです。
こういうの、今後も応援したいですなぁ。がんばれニッポン!(なでしこの影響ありw)