ブログ再開といいながら、既に1ヶ月以上さぼってしまっております。やはりこう考えるとtwitterの方が続きやすいというのがあるかもしれませんね。とはいえ、私の説明長い内容はブログじゃないと書ききれないわけで(笑)。言い訳が長くなりましたが今回のテーマは「大宮氷川神社」です。
初詣絡みなので、本当は1月に書くつもりでしたが、さいたま市民の初詣といえばたいがい「大宮氷川神社」になります。私は今はさいたま市民ではありませんが、実家ですので子供のころから「氷川さん」と呼んでいました。
関東地方で初詣といえば、東京が明治神宮、神奈川が川崎大師、千葉が成田山新勝寺といったところが有名で、全国の人手ベスト10でも1位明治神宮、2位成田山新勝寺、3位川崎大師と、3強となっています。氷川神社はというと、ここ2年くらいが9位と、かろうじて食い込んでいるくらい。あまりメジャーとは言えなさそうですね。
ただこの神社、歴史的にはすごくて、まずいつ建てられたのかが分かりません(笑)。紀元前に建てられたという説もありますが、はっきりしていないのです。聖武天皇(700年頃ね)の時代に武蔵国一の宮に定められたらしいですが、これも本当かは誰も分かりません。とにかくスゲー歴史のある神社であるということです。主祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)と、そのヨメさんの稲田姫命(イナダヒメノミコト)、孫だか子供だかといわれている大己貴命(オオナムチノミコト)。スサノオノミコトというと高天原を追い出されて、その後にヤマタノオロチを退治した事が有名な、荒くれロックなイメージの神様ですね。
久々に初詣に訪れましたが、この神社参道が長く、三つの鳥居があるんですけど一の鳥居から歩くと本殿まで2kmくらいあるんです。でも何となく一の鳥居から歩いてみました。昔とだいぶ変わりましたが、木々が続いていて心が落ち着く参道です。この神社は「凛とした」という雰囲気がピッタリで、本当に神様がいるんじゃないかと思う空気を感じます。スサノオらしくちょっと辛口な一面もあって、かつて大学受験の時に氷川神社、明治神宮、湯島天満宮とハシゴした際には失敗して、翌年氷川神社だけにした時は合格したというのが印象深いです。
最近知ったのですが、ここは本殿の他にも摂社・末社と呼ばれる境内神社が13社あり、関連する神様がそれぞれ祀られています。境内のおみくじをひくと、通常の内容の他に「○○の神を信心すべし」みたいなコメントがのっていて、これら13のどれかが書かれています。私は「宗像の神」で、スサノオノミコトの娘3人を祀っている宗像神社でした。どこにあるのかなーっと思って、ふと見たのが宗像神社でした。驚いたことに自分が小学校の時に写生大会で橋を描くために何時間もねばってた場所にあった神社で、すごく懐かしく思いましたね。偶然なんでしょうけど、こんなところも氷川さんのちょっとした力を感じるところです。
この神社は初詣以外でのイベントは、主に6月末日の茅の輪くぐりと12月10日の大湯祭(俗称は十日町)。特に十日町は夜店が大量に出て、遅くまでいないよう小学校の先生が巡回指導してましたね。懐かしいですなー。
埼玉の人は是非、歴史ある氷川神社に訪れてみては?