トリノオリンピック、盛り上がってますねえ・・・って、ここまで日本がメダルを獲れないので、もしかしたらイマイチなのかもしれませんが。ボクはいろいろ見てます。
まあ深夜なんで限られますけどね。
ジャンプ競技は比較的日本が強い競技で、今大会でも微妙に期待しつつ個人では結果が出ていないですが、このジャンプ競技を見ていてふと思ったのが、「K点ってなんだっけ?」
なんか昔、K点とは「これ以上飛んだら危険なライン」って聞いたことがあるけど、ってことはK点のKは「キケン」のKか? もしやエキデンやケイリンのように、日本語が国際的な用語になっちゃったりなんかしちゃったわけ??? そもそもK点越えの選手いっぱいいるけど、みんな命がけなのか!? とか、なんだか妙にワクワクしまして、ついあらためて調べちゃいました。
で、K点とは、、、
ドイツ語で「Konstruktions Punkt」。英語にすると「construction point」で、建築基準点のことを指すらしい。(WikiPediaより)
このK点から着地滑走路の傾斜曲率が変わるらしく、それを建築基準点と言っているらしい。現在の採点法ではこのK点を基準に、K点を越えるか越えないかでプラスマイナスするんだそうだ。
なーんだ、昔聞いたのは間違いだったのか???
と思ったがそうでもないらしい。
K点から先は傾斜路の曲率がより平坦になるため、着地時に危険が伴うとのことで、72年の札幌オリンピックの頃は、「Kritisch
Punkt」(ドイツ語で極限点、英語ではcritical
point)の意味として用いられていたとのこと。そのころは着地地点がK点を越えないようにスタート地点や長さを調節していたのだそうだ。
ただV字ジャンプやら競技服やらの進歩で、K点越えジャンプが当たり前になり意味をなさなくなったそうな。
現在の極限点を表すのは、「ヒルサイズ(hill size)」と呼ばれるラインで、2004~2005年シーズンから導入されている。表記は「HS」。そのうちヒルサイズ越えも当たり前になっちゃうんですかねえ。時とともに飛距離が伸びていくって、なんかゴルフのドライバー飛距離みたい。
まあそれはどうでもいいとして、日の丸飛行隊にはもうちっと頑張って欲しいもんですな。