最近、特にこの季節になって、夕方くらいになると目が乾いて、まれにコンタクト(ハード)にゴロゴロ感が感じられて痛くなる時がありました。
花粉症用の目薬があったのでそれを差してまぎらわせていましたが、TVCMでドライアイ用の目薬みたいなのがあるのを知り、そういうやつを買った方がいいのかなと思って、外出帰りにドラッグストアに寄ってみました。
目薬コーナーに行ったら、いやーあるわあるわ。棚には各社の様々な製品が数十種類並んでいて、しかも値段が百円台から千円台までピンキリ。う~ん、高い方が効きそうな気がするが、ベストマッチでコストパフォーマンスの高いものを選ぶか? そもそもどれが合うやつなんだ? CMで見たやつにするか? でも高いな~。
などなど、迷っていたらいつのまにか薬局のじいさんが後ろに忍び寄っていたのだった。
そこから、長い解説が始まった。
「これね、ここ見てごらんほら、コンドロイチン硫酸ナトリウム0.50%って書いてあるでしょ、コンドロイチン硫酸ナトリウムってのはね、目の角膜表層を保護する働きをする成分。ほら、こっちのは0.25%ってあるから、さっきの方が多く入ってる。これしか値段かわらないのにね。」
「こっちにはね、COOLって書いてあるでしょ? こういうのはね、ちょっとだけどメントールが入ってる。すっとするってんだけど、私はこういうの痛いんだよね。どうにも痛くなっちゃう。」
「そんでね、あんたコンタクト? ここにね、塩化カリウム0.08%、塩化ナトリウム0.44%ってあるでしょ。これはね涙と同じ成分なの。目はね、表面に細かい穴が開いていて、そこから水分とね、油分が微妙な配分で分泌されているわけ。だからね、よく目が乾くと水で洗ったりするけどあれはダメね。油が流れるから。」
「こっちのはね、ブドウ糖が入ってるって書いてあるね。ブドウ糖ってのは脳に必要な栄養分でね。通常口から摂取しようとすると10倍以上摂らなきゃ必要量に満たないんだけど、目からだとこれ差すだけで足りちゃうわけ。ね。」
「こっちのなんかもあるといいよ、ビタミンが・・・・・・・・・」
レジに客並んでるけど、おねえさん1人にレジまかせてていいのかじいさんよぉ・・・。
買い込んだスーパー袋がいいかげん指にくい込んで痛くなってきたところで、じいさん曰く「お買い得」という製品にして切りあげました。ロート製薬のCキューブ【しみないタイプ】(写真のやつ)。ドライアイに効果的なコンドロイチン硫酸ナトリウムが、基準いっぱいの0.5%も入っているしね!
また余計な知識を増やしてしまった。フフフ。