えらく久々の更新になります。10月から異常なほど会社帰りが遅くなりました。財布の中にはタクシーの領収書があふれてます。。。
さて、忙しいながらもケータイというか、PHSを機種変更しました。最近勢いづいているウィルコムのWX300Kという機種です。いわゆる「京ぽん」と呼ばれていたやつの後継機です。
もともと2000年頃からドコモ→DDIポケット(ウィルコムに変わる前の社名)へと乗り換えたのですが、その頃はエッジと呼ばれる端末が人気で、音声もクリア、建物内でも地下鉄でも電波が良く入る。お気軽にEメールも使える。そして安い!ってのが売りでした。その頃はまわりの人達にも勧めまくったもんです。
で、それ以来パナソニックの端末を3世代使ってきたわけですが、PHSがデータ通信に特化し始めてから松下は事実上撤退。音声端末と呼べるものはサンヨーと日本無線、そして「京ぽん」くらいしかなくなってしまいました。「京ぽん」はOperaという初のフルブラウザ搭載端末だったので、興味はあったのですが、動きが遅いとか独特の操作とか言われていたので、買い控えていました。(というか、機種変更は冷遇されていた・・・)
いいかげん松下の端末(KX-HV200)の電池が持たなくなってきたので、もう変えなきゃと思っていたところで、ウィルコムから新端末ラッシュのニュース! これはありがたいということで色々出てくる予定の端末の情報を集めまくったんです。Java搭載だとかBlueToothだとか贅沢な機能にも惹かれたんですが、会社のFOMA(N900iL)が既に機能満載なので、プライベートは薄くて軽いのがいーや、ということでWX300Kにしました。デザイン&色(パールオークル)も良かった。
発売は18日だったんですが、実物も見ないで先にウィルコムストアで予約を入れてしまいました。そしたら発売当日に不具合により一時販売中止のニュース。19日に届く予定にしてたので「あちゃー、京セラやりやがった!」って感じでした。実は21日から足のボルトを抜くための入院なので、もうしばらく手に出来ないと思ってましたが、20日にさくっと届いてビックリ。中を見たら、「不具合の有無を確認済みで問題無いです」の紙が入ってた。本当に大丈夫か?
で色々いじくりましたが、ここからが使用感のレビュー。
まずは外観。写真だけで予約しちゃったので正直変な色だったら恥ずかしいなと思ってましたが、実物はなんともいえない日本人好みの中庸(笑)でイイ色。光の加減でイメージが微妙に変わる感じがします。ちなみにオークルとは黄土色の事らしい。女性は化粧品なんかでおなじみの名前なんですかね? 樹脂なんで安っぽいといえば安っぽいですが、変にメカメカしてなくて良いです。これはGood!
初代の「京ぽん」がモッサリだモッサリだと言われていたのですが、この機種はぜんぜんモッサリじゃないです。メール打つのもサクサクいきます。操作系はHV200の方が慣れもあり早く打てますが、変換なんかはこっちの方が速くやれます。(HV200は変換がなんか時間かかる) なにせFOMA(N900iL)が異常なほどモッサモサなので、「ぜんぜん速いじゃん!」という印象でした。
遅いな~と感じるのはOperaですね。32Kだし、まあこんな端末にフルブラウザ載せたらこんなもんだろうと思いますけどね。それよりもいろんなウェブページが見れるというのは、無限の可能性を感じますね。いくらでもヒマつぶしできそう。そんなにヒマはないけど。。。
通話の方は、まだちゃんとしてないので分からないですね。でも通話品質に関しては初期のエッジの頃が切れにくくて一番良かったような。
ウィルコムは昨年、KDDIからカーライルと京セラが買収し、今年1月にIBM出身の八剱洋一郎と言う人が社長になっています。定額プランなど、そこからかなり急伸してる感があります。
同じIBM出身のパワードコムの中根滋社長、日本テレコムの倉重英樹社長と並び、スピード感のある経営者として注目されていますので、ぜひこの勢いで加入者を増やして、サービスを充実させて欲しいですね。ドコモとは4000万以上の差がありますけど。。。
※写真は左からN900i、WX300K、KX-HV200