夜遅くの東京は個人タクシーがいっぱい出てきますよね。バブル崩壊後タクシーのお客は減っているそうですが、タクシー自体は増えているみたいです。そういや数年前に比べると、週末の深夜でもタクシーつかまえやすくなったような気がします。
で、東京の個人タクシーというとカタツムリのやつか提灯のいずれも白い車で、たいがいクラウンやシーマなんかで、LPGではなくガソリン車なので、加速も乗り心地もなかなかよろしいわけです。ただ、運転手の趣味なのか、最近では変わった車種のやつも見かけますよね。
駅前の乗り場で待っていておやっと思ったパターンは、日産ティアナやスカイライン、トヨタのマークXなんてもの見かけましたね。あんまりタクシーで見かけない車種なので、たまたま乗れた時は乗り心地を確かめたりしちゃいます。でもこれ、同じ車種を持ってる人からすれば、あまりいい気分じゃないでしょうね。スカイライン乗ってて、隣にスカイラインタクシーに並ばれちゃったりしたら。
まあこんな程度では驚きはしませんが、私がびっくりしたのは夜酔ってタクシーで帰っていて、錦糸町前の交差点でジャガーSタイプの個人タクシーを見かけた時です。いやあ、あれって普通に拾えるんでしょうか? あんなのの後部座席で家まで帰ったら、ちょっといい気分ですね~。一度は乗りたいと思ってるんですが、それ以来見かけていません。
また先日は、同じく京葉道路の小松川付近の交差点で、ボルボS80の個人タクシーが走り去っていくのを見てしまいました。ボルボは特徴あるリアランプなのですぐ分かりました。これも乗ってみたいですねぇ。手を挙げればしがないサラリーマンでも乗れるんですかね?
聞くところによると、BMWの7シリーズとかもあるみたいですね。いつかはつかまえてみたいもんです。
逆にこれは乗りたくないなーと思った個人タクシーを、一度首都高を走ってて見たことがありますね。
最初ミラーに青白いライトのヤン車みたいなのが映ったのでパスさせたら、車高が低く扁平率の低い太いタイヤで、ぶっといマフラーの個人タクシーでした。車種はちょっと古いセドリックかなんかだったと思います。ガラスは真っ黒で中が全く見えませんでした。で、そいつが同じく追い越し車線を走っていたGT-Rを煽りながらあっという間に視界から消えていきました。でも屋根には「個人」の提灯が・・・。
どんな運転手が乗っていたんでしょう。コワー。