数年前からゴルフを始めてましたが、このたびゴルフクラブを一新してしまいました。
始めた時は、まともなクラブセットが無かったので、ゴルフ好きの上司から一通り譲ってもらって、それでコースデビュー~数年を過ごしてきました。で、別に替える必要が無かったといえば無かったのですが。。。
なかなか上達しなかったってのもありましたが、新しい上司がゴルフを昨年から始めたとかで、狂ったようにラウンドを重ねているらしく、それに職場の人達が感化されて、新たに2人がゴルフを始めるなど急にゴルフブームが到来。うかうかしていられなくなったってのと、その上司が安売りゴルフショップ(ゴルファーには有名なJeepですが)を薦めたりするものだから、モノに走りやすい団塊ジュニアとしては物欲を抑えきれず、ドライバーからアイアン、ウェッジに至るまで買い替えてしまったというわけです。
で、アイアンとウェッジは「クリーブランド」というブランドのものにしました。
アイアンが「TA-7」、ウェッジは「TA-588」の51°と56°です。
見た目がカッコ良く、性能も良し、お値段も手頃と三拍子揃っていると思います。
ゴルフのブランドというと、タイガーウッズで有名な「ナイキ」、PGAツアーでベテランが使ってるのが目立つ「タイトリスト」や「キャロウェイ」、若者に人気の「テーラーメイド」、アベレージゴルファーの味方「マクレガー」なんかが有名で、国内ブランドだとダンロップの「ゼクシオ」や「スリクソン」、ブリジストンの「ツアーステージ」、「ミズノ」なんかが有名どころですね。
実は「クリーブランド」もPGAツアーでよく使われているのですが、なぜか日本ではマイナー。昨年の賞金王ビジェイ・シンもクリーブランドと契約しているんですが、そもそもビジェイ・シンって一般人は知らない人多そうですよね。そのへんの女性や子供に聞いても、タイガーは知っててもビジェイのことは知らないでしょうね。
天才肌のタイガーに対して、ビジェイは”練習の虫”と呼ばれるほどの無類の練習マニア。そのあまりのストイックな練習マニアぶりに昨年のキャディが辞めてしまったほど。人一倍の努力家なんですが、地味だし好かれるタイプじゃないんでしょうね。私もあまり好きではないですが、スイングに関してはタイガーのスイングはマネしちゃダメで、ビジェイのスイングは参考になるといいますね。
クリーブランドの話に戻りますが、クリーブランドで有名なのがアイアンよりもウェッジ。このTA-588ウェッジってのは、クリーブランドゴルフの創始者ロジャー・クリーブランドが作ったもので、この人は”ウェッジ界の巨匠”とも呼ばれています。TA-588の”588”という数字は、88年に作った5番目のウェッジという意味で、名器と呼ばれたウェッジです。
で、このクリーブランドさんですが、まわりから「経営に専念しろ」と言われたもののモノ作りを続けたいとのことで、96年にキャロウェイに入社、今でもウェッジの設計に関わっています。
今キャロウェイから出ているウェッジはクリーブランドさんの作品で、今クリーブランドゴルフから出ているウェッジはクリーブランドさんの作品じゃない。てことですかね。ゴルフ用品界もややこしいですな。
ちなみにクラブの真ん中にあるマークはバカボンのほっぺマークじゃなくて、クリーブランドゴルフ(CG)のマークです。なんか安直でおマヌケですけど、気に入ってます。