足の骨を折ってしまいました。
先週末のフットサルで、こぼれ球を左足でキックしようとして、右足を踏み込んだ際に内側に足を捻り、さらにその上に慣性に負けた自分の体重がもろにかかって、「グキッ」と「ブチッ」が混ざったような音が聞こえたような気がして、その後まともに歩けなくなってしまいました。
最初、足を捻ったし、くるぶしが腫れてたので捻挫だと思っていましたが、2晩経っても痛みがひかず、くるぶしだけでなく足首全体が腫れてきたので、足を引きずりながら整形外科に行ったら、「やばい腫れ方だね」のお言葉。で、レントゲン撮ったらキレイに折れてました。
複雑ではなく比較的キレイな状態のため、そのままでもうまくくっつくかも、とは言われましたが、また運動したければ手術した方が良いとの話なので、しばし考えた後手術することにしました。
ということで、今日は捻挫と骨折について。
捻挫というのは私は比較的軽く考えていたのですが、靭帯の状態によって大きく3種類に分けられ、思いと骨折より厄介な場合があるようです。
軽度:靭帯が伸びた状態、不安定性がほとんどない。
中等度:靭帯の部分断裂,不安定性がある。
重度:靭帯の完全断裂、不安定性が顕著。
私の思っていた捻挫は軽度なやつで、靭帯の断裂度合いでは歩行もままならなくなるようです。
軟部組織の修復には3週間、断裂した靭帯の修復には6~9週間のギプス固定が必要だそうな。こりゃ大変!
捻挫の場合、初期に重要なのは、ICE処置(Ice-氷冷、Compression-圧迫、Elevation-高挙)、またはRICE処置(Rest-安静、Ice、Commpression、Elevation)が有用とのこと。具体的には、受傷した部位に氷などをビニール袋に入れてつくるアイスパックまたはフレキシコールドを置き、約20分間冷やします。その上からチャンプラップなどの伸縮包帯を強めに巻き、怪我をした脚や腕を心臓よりも高い位置に上げておくことも大切だそうです。受傷したところを高く上げておくのは、その部分に腫れの原因になる不要な蓄積物が溜まらないようにするためとのこと。
私も他の方のアドバイスを受け、20分ほどアイシングしました。少なくとも捻挫も伴っていると思うので、多少効いたと思います。
でまあ骨折だったわけですが、足を捻って骨折というのは実際あることらしいですね。足には太い骨と、その外側に細い骨(腓骨[ひこつ]といいます)が添えるようにあるわけですが、その細い方の足首側がスパッと折れてしまうようです。ちなみに骨折の場合も応急処置方法はほぼ捻挫と同じで良いようです。
通常骨折はずっと痛みが伴うらしいんですが、私の場合動かさない分には痛みはありません。比較的マシな方の骨折だったかな。手術せずギプス固定で自然に直すと半年かかるらしく、手術すれば5~6週間で骨がつくとの話でした。手術リスクがないとはいえ半年不安を抱えて生活するのは無理なので、過去の病気等の経験からも私は手術を選択しました。
いやしかし、まともに歩けない状態というのがこれほど辛いとは。骨折と気づかず足をひきずり歩いた時、また人生初の松葉杖で歩いた時、階段、歩道の段差、横断歩道の信号の変わる時間、歩道の駐輪、などなど、こういう状態になって初めてバリアフリーっつうもんを考えさせられます。
体が資本とはよく言ったもので、この時期やり残しの仕事が多く、それを突如引き継がねばならないというのは、非常に心苦しいもんです。スポーツやられる方、ケガの影響は多方面に渡りますので、十分注意して楽しみましょう。