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雑誌なんかほとんど買わないんですが、唯一ほぼ毎月買っている雑誌がありまして、ご存知の方も多いかもしれませんがクルマ雑誌の「AUTOCAR JAPAN」ってやつです。
日本でお目見えしたのは昨年なんですが、本家「AUTOCAR」は英国で1895年に創刊となっています。カール・ベンツが自動車を発明したのが1886年。世界初の量産車T型フォードが販売されたのが1908年。自動車発明後たった9年、T型フォード誕生より13年前に創刊されているという由緒ある自動車雑誌なんです。
まあ由緒があろうがなかろうが、中身が面白くなきゃ別に買わないんですが、これが中身が今までの数ある自動車雑誌とは違って結構新鮮だったりします。もっぱら外車が中心で、英国の記事の翻訳したものと、日本での記事が混じってるんですが、コンセプトとして比較試乗した際には、必ずズバっと結論を出します。スポンサーも気にせず「私達はこれを選ぶ!」と。ダメな時はダメとはっきり言うのがなかなか楽しい。しかも翻訳記事の方は視点が向こうの記者の視点なんで、逆に日本車が取り上げられた時のコメントは興味深いです。
歴史ある雑誌のせいか、向こうの新車情報は案外早くに試乗レポートまでやってしまいます。まあほとんどが一般庶民が手が出せないようなクルマばかりなので、もっぱら読んで楽しんでるだけですが、こればっか読んでると日本の高級車ですらリーズナブルプライスに思えてくるから恐ろしいものです。変に知識がついてしまったせいで、会社の前の第一京浜をフェラーリエンツォやベントレーが走り去った時もすぐに反応してしまうほどでした。
で、実はこの雑誌にはまったのはもっと大きな理由がありまして、この雑誌なぜかフォードをベタ褒めするんですよね。特にマイカーのフォーカスに関しては大絶賛。恐らくフォードがかなり英国に根付いた会社なので、英国人は自然とフォードびいきになってしまうのかもしれませんが。。。でもそんな記事見るとニタニタしちゃうのも事実。
まあ実際欧州フォードの車はいいクルマなのは事実ですけどね。華はまったくありませんが。

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